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【あなたの町の卓球ショップ vol.5】「卓球とバドミントンの二刀流で店舗を拡大」大阪府・プロショップ ユゲ

卓球用品をネットショップで買う人が増えている現代だが、町の卓球ショップにもたくさんの魅力がつまっている。そんな卓球ショップとそのお店の店員さんを紹介するWEB限定企画「あなたの町の卓球ショップ」。第5回となる今回は、大阪・藤井寺市に第1号店を構え、大阪府内で計5店舗を運営している「プロショップ ユゲ」さんをご紹介。

プロショップ ユゲは、「卓球」と「バドミントン」の2つの競技の専門用具を販売しているショップで、大阪をはじめ、関西に住む多くの卓球愛好者に利用されている。そんなプロショップ ユゲの成り立ちや魅力について代表である弓削義雄さんにお話を伺った。


●1984年に第1号店の藤井寺店をオープン

幼少時代は野球、中学ではテニス、高校ではバドミントンと、卓球との接点が全くなかった弓削さん。そんな弓削さんの卓球との出合いは一番初めの就職先であるヤマト卓球(現:㈱VICTAS)だった。

大学卒業後にはスポーツ業界への就職を希望しており、たまたま学校に案内が来ていたのがヤマト卓球だったという。「特別卓球がやりたいとかじゃなくて、スポーツメーカーさんやったら商売のことも勉強できるやろと思ったんがきっかけやね」(弓削さん)

ヤマト卓球では、営業で全国各地にある卓球専門店を回り、小売店の売上などを知るうちに、「これやったらちゃんと成り立つやろな」と自らが卓球専門店を経営し、成功できるというビジョンが見えたという。

そして、ヤマト卓球に6年間勤めた後、29歳で独立。1984年6月1日に第1号店となる藤井寺店をオープンさせた。初めはバドミントン用品を販売するという考えはなかったそうだが、「たまたまバドミントンのメーカーに学生時代の知り合いがいて、『実は今度卓球専門店やるんや』って話をしたら、その友人から『それやったらバドミントン用品も置いてくれよ』って言われたのがきっかけ。ほんまに単純なスタートやってん」と弓削さん。

プロショップユゲ代表の弓削義雄さん

第1号店となる藤井寺店は用具販売をメインに駅近くで運営をしていたが、従業員の要望から卓球場を併設することとなり、10年前に現在の場所に移転。卓球場は、卓球台を最大5台置けるほど広々としており、お客さんがそこで試打をしたり、講習会を開いたりしているそうだ。

藤井寺店の2階は卓球場。卓球台を最大で5台置けるほど広々としている

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