【あなたの町の卓球ショップ vol.5】「卓球とバドミントンの二刀流で店舗を拡大」大阪府・プロショップユゲ

2023.01.23

プロショップ ユゲの魅力とは

第1号店となる藤井寺店をオープン後は、堺東店、平野店、貝塚店、弁天町店、東大阪店（2020年4月に閉店）と徐々に店舗を拡大させていったプロショップユゲ。ここまで店舗を広げらたことについて、「やっぱり私の仲間たちが寄ってきてくれたんが一番の理由やと思います」と弓削さん。実際に堺東店や弁天町店で店長を務めているのは、弓削さんのバドミントン仲間だそうだ。

店舗拡大は、仲間の支えに加え、お客さんから愛される”ショップならでは”の魅力があるからこそだ。ショップの魅力について弓削さんは、「お客さんとの接点をより多く持っているというところかな」と語る。プロショップユゲは、卓球・バドミントン用品を販売するかたわら、大会や講習会・卓球スクールなどの運営も多数請け負っている。大会や卓球スクールなどで直接言葉を交わすことで、知らず知らずのうちにお客さんとの信頼が育まれているのだろう。

さらに、プロショップユゲには、カイロプラクター（※）が常駐していることも魅力の一つ。「選手寿命を少しでも長くして、少しでも楽しんでもらいたいという気持ちで取り入れたんです」（弓削さん）。藤井寺周辺に住んでいる方に利用されているほか、ショップが主催する大会などにも派遣しているという。

「うちでは1～10までのメンテナンスをしてあげられる。用具のケア、練習場では技術のケア、ほんでボディケアもできるでしょ。そこをセットでできるのがぼくの理想やったんです。たまたまぼくの理想に協力してくれる人がぼくの周りにいた」（弓削さん）

※カイロプラクティックと呼ばれる手技を用いて施術を行う者

藤井寺店にある施術室。スポーツに携わっている方はもちろん、近隣に住む方の利用も多い

また、現在5店舗を経営しているプロショップユゲだが、通販を行っているのは堺東店のみ。「実際に話を聞いてみないとその人が本当に必要としている用具はわからないし、こちらも提案しづらい。やはり、直接話をしながら一緒に用具を決めていけるということが、わたしたちのもう一つの強みだと思いますね」（藤井寺店　前野健さん）

店内の様子。卓球とバドミントン半々ぐらいの商品構成となっている

人に寄り添ったサービスで、現在も多くのお客さんから信頼を得ているプロショップユゲ。今回取材をする中で、代表の弓削さん、藤井寺店のスタッフさんの物腰の柔らかさ、大阪ならではの温かさを深く感じた。きっとこの”温かさ”もお客さんの心を掴む魅力の一つだと思う。関西に住む方だけでなく、関東に住む卓球愛好者の方にも一度足を運んでいただき、プロショップユゲの温かいサービスをぜひとも受けていただきたい。