去る5月5〜9日にスロベニアで開催された「ITTFワールドパラチャレンジャー ラスコ2026」と、5月11〜15日に開催された「ITTFワールドパラエリート ラスコ2026」の2大会のクラス11に、(一社)日本知的障がい者卓球連盟派遣の日本選手が男女シングルスに出場し、それぞれ健闘を見せた。
先に行われた「チャレンジャー」大会で、女子シングルスに出場した和田なつきは、予選リーグ初戦でバックブロックのミスが多く出て2位通過となり、決勝トーナメント初戦で、バックドライブを多用するWONG Ting Ting(香港)に競り負け、メダルを逃した。
男子シングルスに出場した竹守彪は予選リーグ最終戦、2-1で迎えた第4ゲームを逆転で取られ、最終ゲームも取られて予選リーグ突破ならず。
続いて行われた「エリート」大会では、女子シングルスで和田なつきが優勝、山口美也が3位に入賞した。
和田は予選リーグで3-1で勝利している世界ランキング3位のACER Ebru(トルコ)と決勝で再戦し、2ゲーム目を逆転されて落としたものの、終始落ち着いたプレーで得点を重ね、優勝。山口は準決勝でACERと対戦し、2-1でリードしたものの、浮いたカットを強打され、惜しくもフルゲームで敗れた。
男子シングルスでは、竹守彪が予選リーグ1勝2敗だったものの、ゲーム率で2位通過。準々決勝は競り合いになったものの、メダルに手が届かなかった。浅野俊は、3位になったKIM Bogyeom選手(韓国)とフルゲームとなったが、予選リーグ敗退に終わった。
日本の各選手の結果は以下の通り。
●パラチャレンジャー ラスコ2026 結果
【男子シングルス】 予選リーグ → 決勝トーナメント
竹守 彪 予選リーグ敗退
予選L 3(-4,3,9,2)1 YUEN King Shing(台湾)
0(2,4,9)3 VON EINEM Samuel(オーストラリア)
2(11,-6,10,-8,-5)3 VLASENKO Valerii(ウクライナ)
【女子シングルス】 予選リーグ → 決勝トーナメント
和田 なつき ベスト8
予選L 1(-9,11,-8,-10)3 NG Mui Wui(香港)
3(6,-6,7,6)1 SANTOS Evellyn(ブラジル)
準々決勝 2(10,-4,3,-2,-8)3 WONG Ting Ting(香港)
※男女ダブルス・混合ダブルスは出場せず。

「パラチャレンジャー ラスコ」に出場した竹守彪(左)と和田なつき
●パラエリート ラスコ2026 結果
【男子シングルス】 予選リーグ → 決勝トーナメント
竹守 彪 ベスト8
予選L 1(-6,9,-9,-10)3 MAKAJEW Maciej(ポーランド)
2(8,-9,-11,10,-6)3 VLASENKO Valerii(ウクライナ)
3(5,6,-2,8)1 IVALDI Timothe(フランス)
準々決勝 1(12,-8,-7,-8)3 CREANGE Lucas(フランス)
浅野 俊 予選リーグ敗退
予選L 0(-3,-4,-4)3 CREANGE Lucas(フランス)
2(8,-7,-5,8,-7)3 KIM Bogyeom(韓国)
【女子シングルス】 予選リーグ → 決勝トーナメント
和田 なつき 優勝
予選L 3(6,8,8)0 SANTOS Evellyn(ブラジル)
3(10,-12,5,4)1 ACER Ebru(トルコ)
3(7,7,8)0 MACUROVA Denisa(チェコ)
準決勝 3(5,5,9)0 SEO Yanghee(韓国)
決勝 3(9,-11,3,5)1 ACER Ebru(トルコ)
山口 美也 第3位
予選L 3(8,8,7)0 TURK Sumeyra(トルコ)
3(3,11,6)0 KOSMINA Natalia(ウクライナ)
3(1,7,5)0 SEO Yanghee(韓国)
準決勝 2(11,-11,5,-8,-2)3 ACER Ebru(トルコ)
※ダブルス種目は実施せず。

「パラエリート ラスコ」で女子シングルス金メダルの和田なつき(左)と銅メダルの山口美也

「パラエリート ラスコ」に参加した日本選手団。右から浅野俊、竹守彪、和田なつき、山口美也
記録・写真提供:(一社)日本知的障がい者卓球連盟
ツイート