女子準々決勝4試合目、最後にベスト4進出を決めたのは中国。2010年世界選手権で敗れた因縁の相手、シンガポールをストレートで下して準決勝へと駒を進めた。
●女子準々決勝
【中国シンガポール】
○陳夢/王曼昱 5、7、5 ユ・モンユ/リン・イエ
○孫穎莎 8、3、8 馮天薇
○王曼昱 -6、9、6、5 リン・イエ
中国はダブルスをオーストリア戦の孫穎莎/王曼昱から陳夢/王曼昱に変更。陳夢は2019年ドイツオープンでストレートで馮天薇に敗れており、その結果を考慮してのオーダーか。
準決勝で起用された陳夢/王曼昱も昨年の全中国選手権で優勝を果たすなど実績があり、シンガポールペアを難なく退けて中国がまずは1勝。シンガポールの2番は年齢を重ねているとはいえ、まだまだ恐い馮天薇だったが、孫穎莎が高い攻撃力で馮天薇のペースに持ち込ませず完勝。シンガポールは3番でリン・イエが王曼昱から1ゲームを奪ったが、2ゲーム目を接戦で落とすと、そのまま第3、4ゲームも奪われて敗戦。リン・イエは持ち前のパワードライブを何本も打ち込んだが、王曼昱に跳ね返される展開が続いた。危なげなく準決勝に進んだ中国は決勝進出をかけてドイツと対戦する。
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