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東京五輪

男子ベスト4最後の1枠はドイツ。タイペイを振り切り、準決勝で日本と対戦

 男子準々決勝、最後にベスト4を決めたのはドイツ。チャイニーズタイペイを下して準々決勝を突破した。

 

●男子準々決勝

【ドイツ 3-2 チャイニーズタイペイ】

○フランチスカ/ボル 0、-6、6、10 荘智淵/陳建安

 オフチャロフ 10、-12、-7、12、-7 林昀儒○

○ボル 4、4、6 陳建安

 フランチスカ -9、-11、-6 林昀儒○

○オフチャロフ 8、9、7 荘智淵

 

 1番のダブルスはドイツペアがロケットスタート。11本連取を決めて1ゲーム目を奪うと2ゲーム目こそ奪われたが以降は安定した試合運びでタイペイの元世界王者ペアに勝利。先制点はドイツが奪う。

 2番のエース対決は男子シングルス銅メダル決定戦の再戦。林昀儒が先に仕掛け、オフチャロフがそれを中陣で受け止めながら盛り返す展開で、一進一退のラリーが繰り広げられる。最終ゲームまでもつれたが、最後は林昀儒が7-7から4本連取でゲームセット。チキータからのフォアカウンターで試合を締めくくり、5ゲーム中3ゲームがジュースにもつれる熱戦を制した。

シングルスのリベンジを果たした林昀儒。果敢に、かつ粘り強く戦い抜いた

 1-1となって迎えた3番はボルがサービス・レシーブからラリーまで、すべての面で陳建安を上回って圧倒。チャイニーズタイペイは林昀儒が再び登場、終盤まで競り合いながらも1、2ゲーム目を連取すると、3ゲーム目は中盤で引き離してストレートで勝利してラストへとつなげた。オフチャロフとの打撃戦から30分も経たないうちにこちらも強打者のフランチスカとの試合に臨んだが、高い集中力を保ち、最後までプレーは乱れなかった。

 迎えたラスト、チャイニーズタイペイは百戦錬磨の荘智淵にすべてを託したが、闘志満々のオフチャロフの強烈なバックドライブ連打に、バック対バックで圧倒された。回り込んで攻めたボールも空いたフォアに打ち抜かれ、3−0のストレートで勝利したオフチャロフが咆哮(ほうこう)!

オフチャロフ、両ハンドの攻撃力で荘智淵を圧倒した

 やはりドイツは強い。明日夜の準決勝で、日本はこのドイツと相まみえる。

男子トーナメント(準々決勝終了時点)

東京五輪速報

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