8月21〜25日にかけて、WTTコンテンダー リマがペルーにて開催。日本からは男女合わせて6選手が出場し、女子シングルスで大藤沙月(ミキハウス)が栄冠に輝いた。
〈女子シングルス〉
優勝:大藤沙月(ミキハウス)
準優勝:黃怡樺(チャイニーズタイペイ)
3位:ヤン・シャオシン(モナコ)、横井咲桜(ミキハウス)
大藤は準決勝で横井咲桜(ミキハウス)との同士討ちを制し、決勝では第1シードのヤン・シャオシン(モナコ)を退けて勝ち上がった40歳のベテラン、黃怡樺(チャイニーズタイペイ)をゲームカウント4-0で完封。今年4度目のWTTシングルスタイトルを手にした。
また大藤は、横井との女子ダブルスでも優勝し、見事二冠を達成。シングルス、ダブルスともに1ゲームも落とさない完璧な内容で優勝と充実の大会となった。
〈女子ダブルス〉
優勝:大藤沙月/横井咲桜(ミキハウス)
準優勝:黃怡樺/王意如(チャイニーズタイペイ)
3位:ダフー/ゴンザレス(ペルー)、ルプレスク/シンジョルザン(セルビア/ルーマニア)
〈男子シングルス〉
優勝:ヨルジッチ(スロベニア)
準優勝:フランチスカ(ドイツ)
3位:黃彥誠、馮翊新(ともにチャイニーズタイペイ)
男子シングルスはヨルジッチ(スロベニア)が優勝。初戦で吉山僚一(日本大)との接戦を制して波に乗り、決勝では第1シードのフランチスカに完勝した。
また男子シングルスに出場した日本勢では、田中佑汰(個人)、及川瑞基(岡山リベッツ)がベスト8。田中は1、2回戦を3-0で快勝したが、準々決勝で黃彥誠(チャイニーズタイペイ)にゲームオールジュースの大接戦の末惜敗。及川は初戦で五輪代表の高承睿(チャイニーズタイペイ)を退け、2回戦ではイダルゴ(ペルー)にゲームカウント1-2から逆転勝利と健闘した。
宇田幸矢(協和キリン)、吉山は1回戦でそれぞれシュトゥンパー(ドイツ)、ヨルジッチにフルゲームの接戦を展開するも惜敗となった。
なお、各種目の入賞者は下記のとおり。
〈男子ダブルス〉
優勝:ボウロッサ/ドア(フランス)
準優勝:キム・テヒョン/ピカルド(マルタ/フランス)
3位:ナランジョ/カストロ(プエルトリコ/メキシコ)、コウライチ/ポレット(フランス)
〈混合ダブルス〉
優勝:ノグチ/G.タカハシ(ブラジル)
準優勝:ピカルド/ヴェガ(フランス/チリ)
3位:ジョウティ/ルプレスク(ブラジル/セルビア)、ジェイン/ロイ(インド)
写真提供:WTT
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