卓球王国 2024年11月21日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
トピックス

大藤沙月、単複で「失ゲームなし」の完全優勝。 男子シングルスはヨルジッチが栄冠! WTTコンテンダー リマ

8月21〜25日にかけて、WTTコンテンダー リマがペルーにて開催。日本からは男女合わせて6選手が出場し、女子シングルスで大藤沙月(ミキハウス)が栄冠に輝いた。

〈女子シングルス〉
優勝:大藤沙月(ミキハウス)
準優勝:黃怡樺(チャイニーズタイペイ)
3位:ヤン・シャオシン(モナコ)、横井咲桜(ミキハウス)

大藤は準決勝で横井咲桜(ミキハウス)との同士討ちを制し、決勝では第1シードのヤン・シャオシン(モナコ)を退けて勝ち上がった40歳のベテラン、黃怡樺(チャイニーズタイペイ)をゲームカウント4-0で完封。今年4度目のWTTシングルスタイトルを手にした。

二冠を達成した大藤。1ゲームも落とさない完全優勝を果たした

また大藤は、横井との女子ダブルスでも優勝し、見事二冠を達成。シングルス、ダブルスともに1ゲームも落とさない完璧な内容で優勝と充実の大会となった。

〈女子ダブルス〉
優勝:大藤沙月/横井咲桜(ミキハウス)
準優勝:黃怡樺/王意如(チャイニーズタイペイ)
3位:ダフー/ゴンザレス(ペルー)、ルプレスク/シンジョルザン(セルビア/ルーマニア)

〈男子シングルス〉
優勝:ヨルジッチ(スロベニア)
準優勝:フランチスカ(ドイツ)
3位:黃彥誠、馮翊新(ともにチャイニーズタイペイ)

男子シングルスはヨルジッチ(スロベニア)が優勝。初戦で吉山僚一(日本大)との接戦を制して波に乗り、決勝では第1シードのフランチスカに完勝した。

男子シングルス優勝:ヨルジッチ(スロベニア)

また男子シングルスに出場した日本勢では、田中佑汰(個人)、及川瑞基(岡山リベッツ)がベスト8。田中は1、2回戦を3-0で快勝したが、準々決勝で黃彥誠(チャイニーズタイペイ)にゲームオールジュースの大接戦の末惜敗。及川は初戦で五輪代表の高承睿(チャイニーズタイペイ)を退け、2回戦ではイダルゴ(ペルー)にゲームカウント1-2から逆転勝利と健闘した。

宇田幸矢(協和キリン)、吉山は1回戦でそれぞれシュトゥンパー(ドイツ)、ヨルジッチにフルゲームの接戦を展開するも惜敗となった。

男子シングルスベスト8の田中。準々決勝では黃彥誠に僅差で敗れた

なお、各種目の入賞者は下記のとおり。

〈男子ダブルス〉
優勝:ボウロッサ/ドア(フランス)
準優勝:キム・テヒョン/ピカルド(マルタ/フランス)
3位:ナランジョ/カストロ(プエルトリコ/メキシコ)、コウライチ/ポレット(フランス)

 

〈混合ダブルス〉
優勝:ノグチ/G.タカハシ(ブラジル)
準優勝:ピカルド/ヴェガ(フランス/チリ)
3位:ジョウティ/ルプレスク(ブラジル/セルビア)、ジェイン/ロイ(インド)

混合ダブルス優勝:ノグチ/G.タカハシ(ブラジル)

写真提供:WTT

 

関連する記事