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大会報道

女子ダブルスに登場した木原美悠と張本美和。欧州トップペアを3‐1で下し、次戦で中国ペアと対戦

●女子ダブルス1回戦

木原美悠/張本美和 9、‐5、5、3 ポルカノバ/スッチ(オーストリア/ルーマニア)

チャイナスマッシュの女子ダブルス1回戦に登場した木原美悠/張本美和のペア。相手はヨーロッパ女子のトップであるポルカノバ(オーストリア)とスッチ(ルーマニア)のペア。

「国際大会では久しぶりに組んだので、最初のほうは私のミスが多くて美和に迷惑をかけてしまった」と試合後に木原が振り返った。2ゲーム目はややミスが目立って落としたが、3ゲーム目の接戦を取り切ると4ゲーム目は本来のコンビネーションが出てきて9‐1と一気に突き放し、試合を決めた。

木原/張本は久しぶりの国際大会でのペアリング。3ゲーム目からは本来のコンビネーションの良さが出てきた

ポルカノバ(左)とスッチの欧州トップ同士のペア

「久しぶりの木原選手とのダブルスで私もミスや迷いのあるプレーをしてしまいましたが、徐々にコミュニケーションが取れて後半は良いプレーができました」と張本。木原は「緊張はなかったのですが、試合の中で簡単なミスをしてしまって自信がなくなっていたのですが、中澤監督と美和に『もっと思い切ってやっていいよ』と声がけしてもらって、3ゲーム目からは少しずつ状態が戻せたと思います」と話した。

前日の女子シングルスでポルカノバに敗れた木原選手は「シングルスは相手と一対一の戦いになりますが、ダブルスはペアの相性もありますし、何が起きるかわからないのですが、横に美和がいてくれるので安心してプレーすることができました」とコメント。

試合のベンチには木下アビエル神奈川の監督でもある中澤氏が入った

今大会の女子ダブルスの目標について聞くと「一番の目標は優勝です。でも、まずは一戦一試合良い準備をして、目の前の試合を頑張っていきたいです」(張本)。「中国ペアも何ペアが出ているので、次は中国ペアとの対戦になるのでそこで勝って、優勝を目指していきたいと思っています」(木原)

試合後のミックスゾーンで取材にこたえる2人

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