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デフリンピック卓球競技 日本は混合複で2ペアが準々決勝進出も、メダル獲得ならず

 ブラジル・カシアスドスルで開催中の第24回夏季デフリンピック。昨日、卓球競技は混合ダブルスの決勝まで行われ、日本からは4ペアが出場。2ペアが準々決勝に進んだが、団体に続くメダル獲得はならなかった。

 

【混合ダブルス】

●1回戦

灘光晋太郎/立石里吏 -6、7、6、6、2 ノヴァク/スミジェフスカ(ポーランド)

セリガ/ディジェケウィジェク(ポーランド) -7、9、12、-12、13、-9、11 亀澤史憲/亀澤理穂

井藤博和/川﨑瑞恵 9、5、4、11 ヤブロンスキー/シュミエル(ポーランド)

川口功人/山田萌心 9、3、4、6 ピエタ/ジーラ(ポーランド)

●2回戦

カイナート/ユルコバ(スロバキア) 2、9、4、8 灘光晋太郎/立石里吏

井藤博和/川﨑瑞恵 8、8、-4、-9、10、9 シン・チョルジン/イ・ジヨン(韓国)

川口功人/山田萌心 6、6、8、7 ベンシェク/イオラ(ハンガリー)

●準々決勝

オフチャレンコ/バドニク(ウクライナ) 6、9、-9、-9、10、4 井藤博和/川﨑瑞恵

ザクラトニイ/ホドコ(ウクライナ) 4、9、-11、8、8 川口功人/山田萌心

準々決勝に進んだ川口/山田(写真提供:デフ卓球日本代表・梅村正樹監督)

 

 井藤博和/川﨑瑞恵、川口功人/山田萌心の2ペアが準々決勝に進むも、ともにウクライナペアに敗れてメダルを逃した日本。井藤/川﨑は金メダルを獲得したオフチャレンコ/バドニクとも接戦を繰り広げただけに、悔しい結果だろう。今日行われる男女ダブルスでの活躍に期待したい。

 ウクライナは団対戦でのアベック優勝に続き、混合ダブルスでも金メダルを獲得。ここまですべての種目で頂点に立っている。ロシアによる侵攻により祖国が揺れる中、健闘を見せている。

 ちなみに灘光晋太郎/立石里吏に勝利したスロバキアのカイナートは、過去にドイツ代表として健常者の世界選手権にも出場。その後スロバキアに国籍を移して出場した2012年の世界選手権団体戦では丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)に勝利している。

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