オーストリア・ブンデスリーガはレギュラーシーズンが終了し、プレーオフ(PO)へ突入。5月上旬に行われたプレーオフ準決勝では金光宏暢(日本大)が所属するザルツブルクが決勝進出を決めた。
【2020-2021 オーストリア・ブンデスリーガ】
◆プレーオフ準決勝第1戦 ※()内はレギュラーシーズン順位
〈ザルツブルク(4位) 4-1 ウォルターヴェルス(1位)〉
○金光 3-1 コジッチ
サンチ 0-3 レベンコ○
○ロッシ 3-0 シューディ
○金光/ロッシ 3-1 コジッチ/シューディ
○金光 3-1 レベンコ
◆プレーオフ準決勝第2戦
〈ザルツブルク 3-3 ウォルターヴェルス〉
サンチ 0-3 レベンコ○
金光 1-3 コジッチ○
○ロッシ 3-1 シューディ
金光/ロッシ 0-3 コジッチ/シューディ○
○金光 3-1 レベンコ
○サンチ 3-0 コジッチ
★2戦合計の結果、ザルツブルクが決勝進出
金光所属のザルツブルクはレギュラーシーズン4位でプレーオフへ進出。準決勝では同1位の強豪・ウォルターヴェルスと対戦した。
準決勝第1戦では金光が単複3得点の大暴れ。世界ランキング92位のコジッチ(クロアチア)、同141位のレベンコ(オーストリア)、ダブルスでは同115位のシューディ(ハンガリー)を下して、チームの勝利に貢献。第2戦は引き分けに終わったが、第1戦の勝利が大きく影響し、下克上でのプレーオフ決勝進出を決めた。
オーストリア・ブンデスリーガで2シーズン目を迎えた金光はザルツブルクでエースとしてプレーし、レギュラーシーズンでの個人成績は13勝7敗。チームの同僚は同年代の22歳のサンチ(アルゼンチン)、20歳のロッシ(イタリア)。彼らとともに最終戦でプレーオフ圏内の4位に滑り込んだ。
プレーオフ決勝の相手はレギュラーシーズン2位のウィーナーノイシュタッドで、コネツニー(チェコ)、ペレイラ(キューバ)が所属。5月20日に試合が行われる。
※写真提供:Österreichische Tischtennis Bundesliga / Franz Krestan
ツイート