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東京五輪

東京五輪・大会初日の予定、混合複1回戦に水谷/伊藤ペア登場

◎大会第1日目・7月24日のタイムテーブル

9:00〜 ●男女シングルス予選ラウンド
・男女シングルスの決勝トーナメント「64」枠をかけて、男子1試合、女子6試合が行われる。女子で7大会連続出場の新記録を打ち立てたオショナイケ(ナイジェリア)、48歳の右ペン粒攻守型であるレイ・ジェンファン(オーストラリア)、東京五輪の全種目を通じて最年少となる12歳のザザ(シリア)など、女子シングルス予選に注目カードが目白押しだ。

攻撃的な粒高プッシュが武器のレイ・ジェンファン

11:15〜 ●混合ダブルス1回戦
※対戦カード
イオネスク/スッチ(ルーマニア) vs. ピスチェイ/バラゾバ(スロバキア)
水谷隼/伊藤美誠(日本) vs. フェガール/ポルカノバ(オーストリア)
ルベッソン/ユエン・ジアナン(フランス) vs. ヘミング・フー/テッパー(オーストラリア)
林昀儒/鄭怡静(チャイニーズタイペイ) vs. アチャンタ/バトラ(インド)
許シン/劉詩ウェン(中国) vs. ユージーン・ワン/チャン・モー(カナダ)
フランチスカ/P.ゾルヤ(ドイツ) vs. カンポス/フォンセカ(キューバ)
O.アサール/メシュレフ(エジプト) vs. 李尚洙/田志希(韓国)

・16ペアが出場する混合ダブルス1回戦で、水谷/伊藤ペアが出場。対戦相手はオーストリアのフェガール/ポルカノバ。守備の硬いフェガールと、速攻サウスポーのポルカノバのペアは侮れないが、変則タイプではないのでしっかりラリー戦を制して、調子を上げていきたい。日本の最大のライバル、第1シードの許シン/劉詩ウェン(中国)のプレーにも注目が集まる。

21日の練習ではサングラスを着用した水谷。伊藤との混合ダブルスの滑り出しはどうか?

会場では集中しつつも自然体の伊藤。ついに初戦を迎える

14:15〜 ●男女シングルス1回戦
19:30〜 ●男女シングルス1回戦

・混合ダブルス1回戦の後は、男女シングルス1回戦が午後の部、夜の部に分かれて進行する。大会初日が終了した時点で、男女シングルスの出場選手は32名まで減ってしまう。
このラウンドでは、東京五輪のテーマのひとつでもある「多様性(ダイバーシティ)」を楽しみたいところ。たとえば女子シングルス1回戦では、右ペン表ソフトのティンティン・ホ(イギリス)と右シェークバック粒高のバトラ(インド)、右シェークカットのベリストレム(スウェーデン)と右シェークバックアンチのムケルジ(インド)など、多様な戦型の選手が激突する。パラの女王・パルティカ(ポーランド)のプレーも楽しみだ。

男子シングルス1回戦では、41歳のベテランチョッパー・ギオニス(ギリシャ)や、トキッチ(スロベニア)、アポロニア(ポルトガル)、ロブレス(スペイン)などの欧州の実力者たちが早くも登場する。団体戦や混合ダブルスには出場せず、シングルス1本の選手も多く、敗れた時点で彼らの東京五輪は終わりを告げる。プライドを賭けた戦いぶりに注目だ。

スペインのテクニシャン、なんとも親近感がわくロブレス

東京五輪速報

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