日本勢のシングルスの初戦となる3回戦。本日登場の張本智和と石川佳純が、それぞれ前半は苦しい展開が見られたものの振り切って初戦突破となった。この3回戦から他国の上位シード選手も登場となったが、男子ではピッチフォード、黃鎮廷、女子ではP.ゾルヤ、サマラが敗退。シングルスのみの出場だったピッチフォードは1試合で東京五輪を去った。
●男子シングルス3回戦
ボル（ドイツ） -7、6、7、2、1 ゲラシメンコ（カザフスタン）
張禹珍（韓国） -7、10、8、8、7 ドリンコール（イギリス）
荘智淵（チャイニーズタイペイ） -9、5、2、2、8 黃鎮廷（香港）
ヨルジッチ（スロベニア） 8、-7、10、-11、9、10 ピッチフォード（イギリス）
フレイタス（ポルトガル） 7、-3、7、6、-11、-2、3 ハベソーン（オーストリア）
張本智和（日本） 9、11、-8、10、10 林兆恒（香港）
男子トーナメント（7月26日終了時点）
五輪前のテストマッチで腰を傷めたボルだが、重傷ではなさそうだ
サムソノフ（ベラルーシ）の出場辞退により、大会直前に出場が決まったドリンコール。3回戦まで勝ち進み張禹珍とも好ゲームを展開した
予選では出場権を逃し続け、ランキング推薦でようやく五輪出場を決めたピッチフォードだったが、東京でのプレーはわずか1試合
張本と4回戦で対戦するヨルジッチ。コート全面をバックでカバーしそうなほどバックハンド主体のプレーに注目
3回戦にはもったいないカードとなった一戦はベテラン・荘智淵に軍配
●女子シングルス3回戦
陳夢（中国） 3、6、2、7 モレ（スイス）
チャン・モー（カナダ） 7、5、-9、6、-6、-8、3 P.ゾルヤ（ドイツ）
石川佳純（日本） 5、-5、4、-6、4、8 パラナン（タイ）
ポルカノバ（オーストリア） 8、2、5、7 バトラ（インド）
馮天薇（シンガポール） -8、10、5、2、4 シャオ・マリア（スペイン）
サウェータブット（タイ） 7、6、-4、8、2 サマラ（ルーマニア）
女子トーナメント（7月26日終了時点）
初の五輪出場をつかんだ陳夢。五輪1試合目は隙なしの完勝で、あっという間に試合を終わらせた
P.ゾルヤを下したチャン・モーはフォア表のクセ者
混合ダブルスの逆転負けが尾を引いたか、シングルスは初戦敗退
Tリーガー対決はSu.サウェータブットがサマラを下して4回戦へ駒を進めた
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