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東京五輪卓球

盤石、伊藤美誠。ストレート勝ちでベスト8進出

●女子シングルス4回戦
伊藤美誠 7、6、9、7 サウェータブット(タイ)
田志希(韓国) 1、-10、3、3、4 リュウ・ジャ(オーストリア)

伊藤美誠がシングルス4回戦を4-0で快勝し、明日の準々決勝に駒を進めた。相手は世界ランキング41位のSu.サウェータブット。Tリーグ・日本ペイントマレッツでのプレーで日本でもお馴染みの、タイのエースだ。

出足から5本連取でスタートダッシュをかけた伊藤。サービスがよく効き、常に主導権を握り続けた。唯一悪い流れとなったのは3ゲーム目、伊藤9-4のリードから、サウェータブットが4本連取した場面。伊藤がタイムアウト、その次の1本もサウェータブットが3球目攻撃を決めて9-9に追いつかれた。しかしそこから伊藤は3球目攻撃、そしてサービスエースで11-9。慌てなかった。

サウェータブットも随所で得意のバックドライブや、大きな打ち合いによる得点を見せ、第4ゲームに7-6とリードを奪ったが、そこから伊藤がスパート、変化チキータやサービスエースなどで5本連取し、一気に勝利を決めた。終始、冷静さを見せた伊藤。1本1本、技術を確かめるようなプレーが印象的だった。明日の準々決勝の相手は田志希(韓国)となる。

伊藤は要所でチキータを見せた

サマラ(ルーマニア)を下して勝ち上がってきたサウェータブットだが、伊藤の変化に対応できず

 

●男子シングルス4回戦
馬龍(中国) 9、-9、4、7、5 ゴーズィ(フランス)
カルデラノ(ブラジル) 7、-9、-6、9、-4、5、6 張禹珍(韓国)

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