●女子シングルス準決勝
陳夢(中国) 6、8、7、6 ユ・モンユ(シンガポール)
女子シングルス準決勝の第1試合は、第1ゲームから陳夢のペースで展開した。2-3から7本連取もあり11-7で奪う。第2ゲームも陳が6本連取のスタート。陳が10-5とゲームポイントを奪った場面から、ユがロングサービスやハーフロングサービスから狙い打って3本連取。そこで陳がタイムアウト、すかさず次の1ポイントを奪って振り切った。
完全にペースを掴んだ陳は、ミドルからの両サイド攻めや緩急など、戦術面でも冴えを見せ、同スタイルのユに対してあらゆる面で上回るプレーを見せた。陳が3ゲーム連取した第4ゲーム、1-4となったところでユがタイムアウト。次の1本は激しいラリー戦でユがフォアで打ち切る素晴らしいラリーでポイント。しかしそのラリーでユは左足を痛めて治療。何とかプレーを再開するも、ユは足が動かず、陳が11-6で振り切った。
準々決勝の序盤はプレーに固さが見られた陳夢だが、準決勝の試合は盤石のプレー。15時から行われる準決勝・伊藤美誠vs孫穎莎の勝者と、21時に決勝戦となる。
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