卓球王国 2024年11月21日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
東京五輪卓球

杜凱琹がルーマニアをシャットアウト。香港女子が初の団体ベスト4

 女子準々決勝1試合目を制したのは香港。ヨーロッパチャンピオンのルーマニアを退け、ベスト4進出を決めた。

 

●女子団体準々決勝

【香港 3-1 ルーマニア】

 蘇慧音/李皓晴 -5、5、-7、6、-11  ドデアン/サマラ○

○杜凱琹 5、5、6 スッチ

○李皓晴 9、8、10 サマラ

○杜凱琹 3、2、12 ドデアン

 

 女子のベスト4一番乗りは香港。トップのダブルスで競り負けた香港だが、2、4番で杜凱琹が快勝。スッチ、ドデアン、どちらとの試合も両ハンドのラリー戦が繰り広げられたが杜凱琹は乱れず。ミドル、左右の揺さぶりにも完璧に対応し、ルーマニアの前に立ちはだかった。香港女子は初の団体ベスト4進出。準決勝では今日19時30分から行われる日本とチャイニーズタイペイの勝者と戦う。

準決勝進出を決め、抱き合う香港ガールズ

バックの攻守が冴えたエース杜凱琹

3番でサマラを破り、貴重な1勝を挙げた李皓晴

 ヨーロッパチャンピオンのルーマニアはジュニア時代からペアを組むドデアン/サマラがマッチポイントを握られながらも逆転で先取点をあげたが、後が続かず。帰化選手が目立つヨーロッパ勢の中、自国出身選手のみの布陣で意地を見せたかったが無念の敗退となった。

劇的な逆転勝利を収めたドデアン/サマラだったが、後が続かず

関連する記事