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欧州リポート

ドイツカップはボルシア・デュッセルドルフが通算28回目の優勝。村松所属のザールブリュッケンは決勝で敗れる

 1月7日にドイツ・ブンデスリーガ所属クラブによるカップ戦、ドイツカップの準決勝、決勝が行われ、ボルシア・デュッセルドルフが頂点に立った。

 

【ドイツカップ】

準決勝

〈ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 グリュンヴェッターズバッハ〉

シェルベリ 3-51010 コズル

 チウ・ダン -8-9-9 アポロニア

ボル 1554 ワルサー

シェルベリ 9-94-75 アポロニア

 

〈ザールブリュッケン 3-2 オクセンハウゼン〉

○ヨルジッチ -10、4、8、-6、8 カルデラノ

 村松 10、-8、-9、-7 ロブレス○

○フランチスカ 8、7、-10、-5、8 ゴーズィ

 マイスナー -7、-2、-4 カルデラノ○

○マイスナー/フランチスカ 3、-8、5、7 ロブレス/ゴーズィ

 

決勝

〈ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 ザールブリュッケン〉

○チウ・ダン 7、6、5 村松

○シェルベリ 3、8、6 フランチスカ

○ボル 7、-10、-6、10、2 ヨルジッチ

 

 決勝はブンデスリーガでも現在首位争いを演じているボルシア・デュッセルドルフとザールブリュッケンが対戦。ボルシア・デュッセルドルフは1番のチウ・ダン(ドイツ)、2番のシェルベリ(スウェーデン)が快勝して王手をかけると、3番では42歳のボル(ドイツ)がヨルジッチ(スロベニア)をフルゲームで破って優勝を決めた。

 昨シーズン、一昨シーズンと決勝で敗れてタイトルを逃していたボルシア・デュッセルドルフだったが、3シーズンぶり、クラブにとって通算28回目のドイツカップ制覇。ボルにとっては13回目のドイツカップ優勝となった。ボルシア・デュッセルドルフはブンデスリーガで現在首位に立っており、ヨーロッパチャンピオンズリーグでも準決勝へ進出。シーズン三冠へ向けて、まずはひとつ目のタイトル獲得となった。

 ザールブリュッケン所属の村松雄斗は準決勝、決勝に起用されるも勝ち星をあげられず。決勝はチウ・ダンにストレートで敗れ、そのままチームも押し切られてしまった。

ヨルジッチを下して優勝を決めたボル(写真は2021年世界選手権)

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