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シンガポールスマッシュ2024、混合複は王楚欽/孫穎莎が栄冠。シングルスは4強がでそろう

3月7日〜17日まで開催中のシンガポールスマッシュ2024。昨日(15日)、他の種目より一足先に混合ダブルスの決勝が行われ、林昀儒/陳思羽(チャイニーズタイペイ)との苦しい準決勝を乗り越えた王楚欽/孫穎莎(中国)が、決勝で林鐘勲/申裕斌(韓国)をゲームカウント3−1で退け、見事3連覇を達成した。

決勝では各ゲーム競り合うも、迎えた最終ゲームでは、孫穎莎が林鐘勲のパワードライブにしっかりと対応し、王楚欽は申裕斌の打球点の早いカウンターや厳しいコース取りに苦しみながらも林鐘勲のフォアサイドを徹底して突き、ゲーム中盤から一気に突き放して優勝を決めた。

3連覇を達成した王楚欽(左)/孫穎莎

また、昨日男女シングルス準々決勝が行われ、ベスト4が出そろった。男子シングルスでは、梁靖崑(中国)がボル(ドイツ)との死闘を制して4強入り。林昀儒、F.ルブラン(フランス)がそれぞれフランチスカ(ドイツ)、予選から快進撃を続けたアチャンタ(インド)をゲームカウント4−1で退けて準決勝進出を果たした。

また昨日の最終戦となった王楚欽とチウ・ダン(ドイツ)の試合は、チウ・ダンの粘りに苦しみながらも勝利した王楚欽が準決勝進出へと駒を進めた。なお、男子準決勝の対戦は下記のとおり。

20:oo〜(日本時間)梁靖崑(中国) vs. 林昀儒(チャイニーズタイペイ)

20:45〜(日本時間)王楚欽(中国) vs. F.ルブラン(フランス)

ボルとのフルゲームにもつれる大接戦を制した梁靖崑。最終ゲームでは体勢を崩しながらも必死にボールに食らいつくなど、勝利への執念を見せた

女子シングルスでは、4強を中国勢が独占。2連覇を狙った孫穎莎は陳幸同(中国)との同士討ちに敗れ、準決勝進出ならず。昨年大会では2回戦で平野美宇(木下グループ)に敗れた王芸迪(中国)は、昨年大会準優勝の銭天一(中国)との同士討ちを制して準決勝進出を果たした。

また、準々決勝で中国勢以外の対戦となった王曼昱、陳夢(ともに中国)はそれぞれ伊藤美誠(スターツ)、申裕斌(韓国)の挑戦をはねのけて4強入りとなった。なお、本日行われる女子シングルス準決勝の対戦は下記のとおり。

17:30〜(日本時間)陳幸同(中国) vs. 王芸迪(中国)

16:45〜(日本時間)王曼昱 (中国) vs. 陳夢(中国)

世界女王を退けて準決勝進出を果たした陳幸同

写真提供:WTT

 

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