3月19〜21日にかけて、レバノンの首都ベイルートで開催されたWTTフィーダー ベイルート。男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目で頂点が争われ、各種目で優勝者が決定した。
男子シングルスでは、準決勝で優勝候補筆頭の荘智淵(チャイニーズタイペイ)を退けたグナナセカラン(インド)が、決勝でタッカル(インド)との同士討ちを制してWTTシングルス初優勝。インド勢として、WTTフィーダーシリーズ男子シングルス初のタイトル獲得となった。
女子シングルスは60歳のレジェンド・倪夏蓮(ルクセンブルク)が、昨年のWTTフィーダーハビージョフ大会に続くWTTシングルス2度目の優勝を果たした。
倪夏蓮は準々決勝でフォア表ソフト・バックアンチのA.ムケルジ(インド)、準決勝ではハードヒッターの陳思羽(チャイニーズタイペイ)をストレートで完封。徐孝元(韓国)との決勝では、コースの読みにくいカット打ちで相手を翻弄し、少しでもあまくなったボールは徐孝元のミドルへすかさず強打を打ち込むなど、巧みな試合運びでストレートで勝利を収めた。
なお、各種目入賞者は下記のとおり。
〈男子シングルス〉
優勝:グナナセカラン(インド)
準優勝:タッカル(インド)
3位:荘智淵(チャイニーズタイペイ)、安宰賢(韓国)
〈女子シングルス〉
優勝:倪夏蓮(ルクセンブルク)
準優勝:徐孝元(韓国)
3位:陳思羽(チャイニーズタイペイ)、杜凱栞(香港)
〈男子ダブルス〉
優勝:カンポス/ペレイラ(キューバ)
準優勝:タッカル/シャー(インド)
3位:スラヴァジュラ/チャンドラ(インド)、シャムス/ファラジ(イラン)
〈女子ダブルス〉
優勝:杜凱栞/朱成竹(香港)
準優勝:マンツ/ルプレスク(ドイツ/セルビア)
3位:A.ムケルジ/バイシャ、アクラ/チターレ(ともにインド)
〈混合ダブルス〉
優勝:シャー/チターレ(インド)
準優勝:タッカル/カマス(インド)
3位:ギュンデュツ/アルティンカヤ(トルコ)、パル/バイシャ(インド)
写真:世界選手権釜山大会(個人戦)より
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