愛知・スカイホール豊田で開催されている全農杯 2025全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)は大会最終日。女子ダブルスに続いて男子ダブルスの準決勝が行われ、飯村悠太/木方圭介と岩井田駿斗/中野琥珀が決勝へと進んだ。
【男子ダブルス準決勝】
飯村悠太/木方圭介(明治大) -8、-9、4、9、8 小林広夢/伊藤礼博(日本大)
岩井田駿斗/中野琥珀(野田学園中) -9、-11、9、4、5 西康洋/川上尚也(日野キングフィッシャーズ)
男子ダブルス準決勝は2試合ともに0-2からの逆転で決着。前回王者の小林/伊藤を下した飯村/木方は2ゲーム目中盤まで苦しい展開が続いていたが、3ゲーム目を奪い返すとその後も打ち合いを制して4ゲーム目も連取。5ゲーム目はディフェンディングチャンピオンの小林/伊藤も意地を見せて食らいついたが、最後も飯村/木方が打ち勝って決勝進出を決めた。木方は父・慎之介さんも2002年度大会の男子ダブルスで優勝。親子2代でのタイトルがかかる。
昨日、男子ダブルスで史上初となる中学生ペアでのベスト4入りを果たした岩井田/中野は勢い止まらず準決勝も突破。1ゲーム目を奪われ、2ゲーム目もゲームポイントを奪いながら落とすなど、苦しいスタートとなったが、3ゲーム目を11-9で奪い返すと、思い切りの良いプレーを連発して最終ゲームに持ち込む。5ゲーム目も序盤でリードして試合を優位に進め、大逆転で西/川上を破った。
決勝の相手、飯村/木方はともに野田学園中・高OB。先輩に打ち勝って、中学生ペアVの快挙達成に挑む。
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