インターハイもいよいよ最終日、昨日は巨匠・奈良武カメラマンからの「充電させてもらいたい」という要望でお休みだった「今日の奈良カメラ」。8月3日編です。
まず1枚目は恒例の「飛ぶベンチ」です。学校対抗だけじゃなく、シングルスのベンチでも飛びます、飛びます。30代も半ばに差し掛かった編集担当からすると、「それどうやって飛んでんの?」「着地怖くないの? 失敗したらヤバくない?」とか余計な心配をしてしまいますが、若さの限り飛べばいい。コロナ禍による応援の制限が解けた2023年大会で鶴岡東・杉野森監督が「声を出す、応援するというのは頑張りの表現のひとつ」と語っていたのを思い出します。
続いては公立校の沼田から男子シングルスでベスト16入りを果たした長尾咲陽人選手。フランスのF.ルブランモデルのラケットを使用するペンドライブ型ですが、握手する指もペンホルダーちっく。さすが奈良カメラマン、小ネタへの嗅覚が鋭い。
お次は女子学校対抗で初出場・初優勝を果たした星槎横浜の皆さん。決勝後の表彰式で渡されたカップの中を覗き込む選手たち。そこに何があるのか…見ることができるのは優勝校の特権です。
渡邊監督(奥)も気になる?
最後は原点回帰のうれしい1枚。女子シングルスでベスト8進出を決めた桜丘・山室早矢選手はベンチに入った同級生でダブルスパートナーでもある丸添美咲選手とハグ。良い表情の写真は、語れば語るほど、言葉が陳腐になりますね。やっぱり、言葉はただの飾りです。
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