今日から競技がスタートし、学校対抗でベスト16が出揃ったインターハイ。今回、王国取材班の1人として参加しているのが奈良武カメラマン。これまで20年近く全日本や世界選手権、クラブ選手権に全国ホープスなどの大会で撮影を行なってきたが、インターハイは今回が満を持して初参戦。ここではカメラの腕前はもちろんのこと、小ネタへの嗅覚の鋭さにも定評のある奈良カメラマン自薦の写真を紹介していきます。
各校思い思いのお手製うちわで応援する姿も見られるインターハイ。その中で奈良カメラマンが目をつけたのがこちら。シンプルでありながら、重みのある言葉で、フォントもいい味出してます。
お次はガッツあふれる高校球児の2枚。1枚目は長崎代表・鎮西学院の瀬尾選手。地元で開催された昨年のインターハイでも2年生エースとしてチームを引っ張っていましたが、今年も気合い爆発のプレーでチームを牽引。チームは2回戦で希望が丘との九州対決に敗れたものの、1番で森眞とのエース対決に勝利し、意地を見せました。
続いてはコロナ禍での一時自粛を経て、まだまだ続く「飛ブーム」。写真は岡山の雄・関西のものですが、ベンチでのジャンプはこのフォームがスタンダードになりつつあるかもしれません。
ど根性の男子の次は女子らしい一枚。試合前、留学生の田旻一選手のゼッケンに両手を置いて笑顔で念を送る桜丘の山室選手。チームは上位進出を目指したものの、星槎横浜に敗れて2回戦敗退。それでも、試合後も涙を見せず、笑顔でチームメイトをなぐさめる姿が印象的でした。
最後は、おそらく奈良カメラマンの今日のベストショットと思われる一枚。希望が丘との2回戦でダブルス、4番と連勝してチームのベスト16進出を決めた明誠・東選手の会心の笑顔。あまり説明はいりませんね。この表情の前では言葉はただの飾りです。というわけで、今日の奈良カメラでした。
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