愛知・スカイホール豊田で開催されている全農杯 2025全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)は大会最終日。まずは女子ダブルス準決勝が行われ、梅村優香/塩見真希と麻生麗名/笹尾明日香が決勝へと勝ち上がった。
【女子ダブルス準決勝】
梅村優香/塩見真希(サンリツ) 6、12、-7、-10、6 伊藤詩菜/青木咲智(四天王寺高)
麻生麗名/笹尾明日香(日本生命) 7、8、8 木村光歩/枝廣瞳(中国電力ライシス)
先に決勝進出を決めたのは麻生/笹尾。同じ右利き同士のペアで、ラリーでの強さに練習量を感じさせる木村/枝廣を相手にストレートで勝利。ラリーでも相手より1本多く粘り、笹尾が随所で強烈なバックフリックでレシーブエースを奪って試合を優位に運んだ。
四天王寺中・高のOGペアvs.現役ペア対決となった梅村/塩見と伊藤/青木の試合は先輩ペアに軍配。1ゲーム目を奪った梅村/塩見は2ゲーム目も劣勢から逆転でゲームを連取。3ゲーム目もリードを奪って試合を進めていたが、伊藤/青木が劣勢から逆転すると、4ゲーム目も奪って勝負は最終ゲームへ。
しかし、最終ゲームは梅村/塩見が0-0から9本連取で勝負あり。ストレートをうまく突き、ラリーでも打ち勝って後輩ペアを下した。現役引退を決めている梅村にとっては最後の全日本で、2018年大会以来7年ぶりの決勝進出を決めた。
梅村/塩見と麻生/笹尾、どちらが勝っても初優勝となる決勝は14時開始予定となっている。
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