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パリ五輪に出場した卓球日本代表が13日、都内で記者会見を開き、男子の田㔟邦史監督、張本智和（智和企画）、戸上隼輔（井村屋グループ）、篠塚大登（愛知工業大）、女子の渡辺武弘監督、早田ひな（日本生命）、平野美宇（木下グループ）、張本美和（木下グループ）が登壇した。
各選手の冒頭の挨拶は以下の通り。
「今大会は目標にしていたメダルに届かず、とても悔しい結果で終わってしまいました。試合が終わってから数日経つ今でも、試合のことを思い出せば悔しく、苦しい気持ちになります。これは忘れたくても忘れられないと思うので、必ず次に活かすようにしたいと思います。応援ありがとうございました」（篠塚）
団体戦のみの出場となった篠塚。「最初にコートに立った時はうれしかったが、悔しい気持ちで終わってしまった」と初五輪を振り返った
「連日の応援ありがとうございました。メダルを獲得することはできなかったのですが、オリンピックという貴重な経験をさせてもらい、今後に必ず活かしていきたいと思います。これからも応援のほどよろしくお願いいたします」（戸上）
初の五輪で、団体戦、シングルスに出場した戸上。「自分の満足のいくプレーはできましたが、今思ってみれば苦しい2週間でした」（戸上）
「みなさん、応援本当にありがとうございました。3種目全てでメダルを目指していましたが、残念ながらメダルを獲得することができませんでした。結果を見ればメダルなしという悔しい結果でしたが、最初の混合ダブルスから、最後の男子団体まで恥ずかしい戦いではなかったと思います。次は最後の結果を突き詰めて、内容と結果を結びつけられるような大会にできたらいいなと思います。応援ありがとうございました」（張本智和）
日本男子のエースとなった張本智和。「悔しい思いも、勝って喜べたのも、オリンピックのあの舞台でしか感じられないもなので、（有観客の）あの雰囲気でプレーできたのはすごく良い経験になったと思います」（張本智和）
「今大会は金メダルを目標に頑張っていましたが、シングルスの準々決勝が終わって腕を汚してしまいました。それでもたくさんの方に支えられて、団体戦で銀メダル、シングルスでは銅メダルを獲得することができました。それでもこの結果には満足していないので、怪我したことも踏まえて次に活かせるように、4年後には心技体智全てのことを究極に持っていけるように、また挑戦していきたいと思います。応援ありがとうございました」（早田）
シングルスと団体戦で2つのメダルを獲得した早田。「日々の積み重ねや努力っていうのは裏切らないと思いましたし、金メダルを取るにはまだまだレベルアップしていかないといけないこともたくさんあります。まだまだ甘いのかなというのも感じました」（早田）
「今大会は初めてシングルスに出場することができて、メダルという目標には届きませんでしたが、ずっと憧れていた場面に立つことができてすごく幸せでした。団体戦では今大会は私と早田選手が最年長だったので、引っ張っていけるか不安だったんですけど、3人で一緒にメダルを獲得することができてすごくホッとしています。応援ありがとうございました」（平野）
2度目の五輪となった平野。「前回と同じだったりそれ以上の結果を出さないといけないのかなという緊張感もあったんですけど、五輪だからこそ感じれる緊張もうれしさだと思うので、すごく幸せな時間でした」（平野）
「初めてのオリンピックはすごく楽しかったです。準決勝、決勝と負けた試合もあって悔しい気持ちもあるんですが、自分の目標としていた最後まで諦めずに戦うことができたので良かったと思います。そして、平野選手と早田選手に引っ張っていただけたおかげで、本当に良い貴重な経験をすることができました。本当に応援ありがとうございました」（張本美和）
チーム最年少ながら堂々の試合を見せた張本美和。「緊張も毎試合、会場の雰囲気に飲み込まれず自分のペースで試合をすることができました。夢の舞台を感じることができて楽しかったです」（張本美和）
今大会で2つのメダルを獲得した早田は4年後のロサンゼルス五輪について「今回のパリで最低限のメダルを取れたと思っているんですけど、金メダルを取ることができなかった。4年後を目指して、あの舞台で中国人選手と戦って良い結果が出せたら良いなという思いで、一つ一つ毎日クリアしていきたいなと思います」と語った。
また、張本兄妹でのミックスダブルスの可能性についての記者からの質問に対して兄・智和は「一人の意見で決まることではないし、確実に言えるのはみんなシングルスに出るということ。何かが決まるまでは各々シングルスを頑張る。シングルスを頑張った選手が混合だったりに出るのが当然だと思うので、しばらくはみんなシングルスに専念するのかなと思います」とコメントした。
オリンピックを戦った男女代表
団体戦で4大会連続となるメダルを獲得した女子メンバー
初出場ながら2つのメダルを獲得した早田
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