卓球王国 2024年11月21日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
トピックス

WTTフィーダーカリャリ、男子シングルスで村松雄斗が優勝!女子シングルスは朱雨玲が復活のV

10月22〜27日にかけて、イタリア・カリャリで開催されたWTTフィーダー カリャリ。日本からは村松雄斗(霧島整形外科病院)、横井咲桜(ミキハウス)、青木咲智(四天王寺高)の3選手がエントリーし、村松が男子シングルスで優勝を飾った。

〈男子シングルス〉
優勝:村松雄斗(霧島整形外科病院)
準優勝:バルデ(フランス)
3位:アバス(マルタ)、シュトゥンパー(ドイツ)

今大会、予選から出場した村松は、予選を難なく切り抜けると、大一番となった本戦3回戦ではゼリコ(クロアチア)とのシーソーゲームに勝利。

続く準々決勝でアレグロ(ベルギー)をストレートで下すと、準決勝ではアバス(マルタ)、決勝ではバルデ(フランス)にそれぞれ3-1 で勝利。特に決勝では、1ゲーム目を1-8から逆転、ゲームカウント1-1で迎えた3ゲーム目も7-9から13-11と逆転勝利。カットマンらしい粘り強い戦いぶりを見せ、村松は2016年チェコオープン以来となる国際大会Vを果たした。

変化の分かりにくいカットだけでなく、攻撃でも得点を重ねた村松

〈女子シングルス〉
優勝:朱雨玲(マカオ)
準優勝:横井咲桜(ミキハウス)
3位:青木咲智(四天王寺高)、崔孝珠(韓国)

また、女子シングルスは、WTTチャンピオンズ マカオから国際大会に復帰した元中国代表の朱雨玲(マカオ)が準決勝で青木に3-1、決勝で横井をフルゲームで退けてWTT初優勝。決勝の横井戦は長いラリーの応酬となったが、衰えを全く感じさせない安定感のある両ハンドで、勝負どころでは確実に得点を重ねた。

ミスのない両ハンドと勝負勘は健在だった朱雨玲

女子シングルス優勝の朱雨玲(右)。左は準優勝の横井

〈男子ダブルス〉
優勝:アレグロ/ラッセンフォッセ(ベルギー)
準優勝:ギュンデュツ/イゲンラー(トルコ)
3位:ジョヴァネッティ/ヴァッリーノ(イタリア)、ホ・ジョンムン/キム・ミンウ(韓国)

男子ダブルス優勝:アレグロ/ラッセンフォッセ(ベルギー)

〈女子ダブルス〉
優勝:ロイ/ゴールパデ(インド)
準優勝:柳是宇/金河恩(韓国)
3位:崔海恩/キム・ハナ(韓国)、クレー/シュライナー(ドイツ)

女子ダブルス優勝:ロイ/ゴールパデ(インド)

〈混合ダブルス〉
優勝:オイエボデ/モンファルディーニ(イタリア)
準優勝:ストヤノフ/ピッコリン(イタリア)
3位:デサイ/ゴールパデ(インド)、ホ・ジョンムン/柳是宇(韓国)

混合ダブルス優勝:オイエボデ/モンファルディーニ(イタリア)

写真提供:WTT

 

関連する記事