スウェーデン卓球協会は元デンマーク代表で五輪メダリストのミカエル・メイスが男子ナショナルチームの新監督に就任すると発表。11月1日より正式に監督として指揮を執るという。
1981年に生まれたメイスは1999年のヨーロッパユース選手権では単複2冠に輝くなど、ジュニア時代から将来を嘱望された天才肌のサウスポー。2004年のアテネ五輪男子ダブルスで銅メダルを獲得し、翌2005年に上海で行われた世界選手権男子シングルスではロビングを駆使して王皓、郝帥と中国勢を連破して3位に入賞。ヨーロッパ選手権でも男子シングルスと団体のタイトルを獲得した。五輪4大会に出場し、2012年のロンドン大会男子シングルスでは水谷隼を破ってベスト8に進出している。
輝かしい実績を残してきたメイスだが故障も多く、2016年に「痛みなく100%でトレーニングすることができず、以前のようなレベルでプレーできなくなった」と現役を引退。2017年にはスポーツとエンターテインメントの融合を目指したプロリーグ・T2 APACで監督も務めた。
現役引退後も母国・デンマークではロスキレに所属し、ヨーロッパチャンピオンズリーグなどでプレー。2018年には国際大会への復帰を発表し、2018・19年の世界選手権に出場している。
鋭いサービスからの攻撃と、前陣から後陣まで幅広い領域でプレーできるオールラウンダーだったが、試合中にキレることもしばしば。イエローカードだけでなく、レッドカードで一発退場になったこともあった。
メイスは10月中旬から現監督のマルクス・ショーベリとともに活動し、11月1日より正式に監督となる予定。10月11~18日にスロベニアで開催されるヨーロッパ選手権・個人戦がスウェーデンナショナルチームスタッフとしての最初の大仕事となりそうだ。監督としてのデビュー戦は11月3日よりドイツで行われるWTTチャンピオンズ フランクフルトとなる見込みだ。

スウェーデン男子監督に就任したメイス(写真は2019年世界選手権)
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