岡山県総社市のきびじアリーナを舞台に行われている第57回全国中学校卓球大会は、いよいよ明日8月24日に最終日を迎える。ここでは、競技2日目の8月23日に行われた女子個人戦(シングルス)で4回戦までを勝ち抜き、24日の準々決勝に駒を進めた選手について、その戦いぶりを紹介していこう。
まず、前年女王で第1シードの村松心菜(大阪・四天王寺)は磐石の勝ち上がり。2・3回戦をストレートで圧勝すると、4回戦では飯田莉々花(神奈川・川中島)に苦戦して3ゲーム目を落としたが、気持ちを入れ直した4ゲーム目には10-0までスコアを離して完璧にゲームを締めた。

村松心菜
前年2位の第2シード・瓜生日咲(神奈川・川中島)も安定した勝ち上がり。3回戦で後唯菜(岡山・山陽学園)に1ゲームを落としたのみで、堂々のベスト8入りを決めた。持ち前の守備範囲の広いカットに加えて攻撃力が上がっている印象だ。

瓜生日咲
第3シードの石田心美(福岡・石田卓球N⁺)は4回戦まで1ゲームも落とさない完璧な試合ぶりを見せている。攻守のバランスが良く、メンタルも安定しており、有力な優勝候補と言えるだろう。

石田心美
第4シードは注目のスーパー1年生・松島美空(東京・成立学園)。石田と同じく1ゲームも落とさずに準々決勝へ勝ち上がったが、全中独特の雰囲気に硬さも見られ、4回戦ではカットマンの中野愛桜(福岡・原)にやや苦戦した。

松島美空
残りの4人は順不同に紹介していく。まず、松島と同じ1年生の左腕・榎本和奏(大阪・貝塚二)。1回戦からの登場ながら、のびのびとしたプレーで1ゲームも落とすことなく準々決勝へと勝ち上がっており、優勝戦戦に絡んでくることも十分考えられる。

榎本和奏
続いて、カット型の佐久間結生(大阪・貝塚二)。3回戦では宮田柚(神奈川・横浜隼人)の粘り強いプレーにやや苦戦したが、後半はしっかりと修正。4回戦では実力者の南芹那(神奈川・川中島)をストレートで退けた。

佐久間結生
さらに、1年生のダークホース・三木梢愛(大阪・貝塚二)。1回戦で渡邊七星(静岡・雄踏)とのフルゲームの接戦をくぐり抜けると、2回戦も突破。3回戦では外シードの西見香音(山口・富田)の粒高攻守を攻略し、4回戦では武蔵野のエース・坂野夢叶(東京)をフルゲームで撃破した。

三木梢愛
最後は、中田宇海(大阪・貝塚二)。2回戦で団体戦のヒロイン・德永楓奈(神奈川・横浜隼人)を下すと、3・4回戦では1ゲームずつを落としながら、しっかりとしたラリーを組み立て、試合が進むにつれて調子を上げていった。

中田宇海
⚫︎女子個人戦(シングルス)4回戦の記録
村松心菜(大阪・四天王寺) 11、7、-9、2 飯田莉々花(神奈川・川中島)
榎本和奏(大阪・貝塚二) 2、5、6 森星姫(福岡・筑紫丘)
佐久間結生(大阪・貝塚二) 8、5、13 南芹那(神奈川・川中島)
松島美空(東京・成立学園) 9、6、11 中野愛桜(福岡・原)
石田心美(福岡・石田卓球N⁺) 2、8、5 伊東紅葵(高知・明徳義塾)
三木梢愛(大阪・貝塚二) -6、6、8、-7、5 坂野夢叶(東京・武蔵野)
中田宇海(大阪・貝塚二) -8、6、3、3 重田沙夏(長野・長野日大)
瓜生日咲(神奈川・川中島) 2、7、6 馬場菜々美(神奈川・横浜隼人)
準々決勝は大会最終日の25日、団体戦の準決勝・決勝に続いて行われる。組み合わせは以下のとおりだ。
⚫︎女子個人戦(シングルス)準々決勝
村松心菜 対 榎本和奏
佐久間結生 対 松島美空
石田心美 対 三木梢愛
中田宇海 対 瓜生日咲
果たして、2026年の全中女王の栄誉は誰の手に?
ツイート