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【PICK UP】『エルフラークRF』/より軽快に、スピーディーに。 再び舞い降りたイタズラ妖精

<卓球王国2023年10月号より>

より軽快に、スピーディーに。

再び舞い降りたイタズラ妖精

 

 「妖精のイタズラ」。信頼と安心の老舗メーカー・ヤサカらしからぬキャッチコピーを覚えている方はいらっしゃるだろうか。これは1610月に発売された変化系表ソフトラバー『エルフラーク』の謳い文句だったのだが、その後いつしか妖精は消え去っていた(廃番商品となった)。

 その妖精が6年半ぶりに復活。その名も『エルフラークRF』は、単なる再販ではなく再設計され、全く新しい変化系表ソフトとなっている。

 変化系表ソフトとは、一般的な表ソフトと粒高の中間的な性質を持つラバーであり、粒形状の規定上は、表ソフトの一種に分類される。粒がやや細い、または高いため、ナックル(無回転)のボールが出しやすいのが最大の特徴だ。回転力重視の裏ソフトが主流の現在において、ナックルは意外な武器となる。ただし、攻撃の威力はあまり出ないので、主にチャンスメイク用途で使い、裏ソフトで決定打という、異質スタイルに向くラバーだ。

 さて、前作『エルフラーク』は、使いやすさにこだわって設計されたというが、新作『RF』ではより粒が高くなり、見た目は粒高に近くなっている。ぱっと見だと使いにくくなったように感じられるが、シート自体のグリップ力が向上し、スポンジもより硬いものになったため、ナックルが出しやすい一方で攻撃打法も安定するようになっている。「あまりに軟らかいスポンジと組み合わせてしまうと回転はかけやすくなるが、変化が出にくくなってしまうので、回転のかけやすさと変化の出しやすさのバランスを取った硬さのスポンジを採用しました」とヤサカ・矢尾板駿社長。

 「非常に打ちやすい粒高」といった使用感に仕上がった『エルフラークRF』。ニッチな変化系表ソフトというジャンルに、再び現れたイタズラな妖精は、その名のイメージ以上にアグレッシブでスピーディーだ。「人と違う何かがほしい」という異質速攻プレーヤーにお薦めしたい個性派の一枚、ぜひお試しあれ。

粒形状は、前作の台型+円柱型(直径1.5㎜/高さ1.2㎜)から、円柱型(直径1.8㎜/高さ1.4㎜)に変更

 

ヤサカ

エルフラークRF

変化系表ソフトラバー

4,400(税込)※OX¥3,960(税込)

厚さ:中・極薄・OX スポンジ硬度:4752°

カラー:赤・黒

㈱ヤサカ:0336345158

 https://www.yasakajp.com/

 

photo >> Yoshinori Eto

text >> Hiromoto Takabe