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<卓球王国2026年2月号より>
巻頭のPICK UPページに日本式ペンが登場するのは2016年5月号以来、実に9年ぶりである(ラージボール用ラケットを除く)。
しかも王道の桧単板。淡い白の木肌に、まっすぐ入った木目の何という美しさ。ずっと眺めていたくなる。
2020年2月、『覇者V』『武蔵V』『柳生V』という日本式の桧単板ペンを3本リリースし、桧単板ユーザーを喜ばせたヤサカ。
『武蔵V』と『柳生V』は厚さ9㎜の角型と角丸型で、『覇者V』は最も威力が出る厚さ10㎜の角型。各メーカーのラインナップからも姿を消しつつある「日ペン」だが、ヤサカの矢尾板駿さん曰く需要はまだまだ根強く、コンスタントに売れ続けているという。
「『覇者S』は海外向けの商品として先に発売していた商品なのですが、日本でも10㎜や9㎜の桧単板ラケットがよく売れていることもあり、国内でも発売することにしました。
やはり最大の特徴は反発力が高く、威力が出ること。日本式ペンドライブ型ならではの強烈なドライブを放つことができると思います」(矢尾板さん)
グッとボールをつかむ、何とも心地良い打球感で、反発力とコントロールを両立できるのが桧単板の良さだ。
矢尾板さんお薦めのマッチングラバーは、威力を追求するなら『ラクザXX』、ショートやプッシュの操作性も重視するなら『ラクザ9』。かつては日本式ペンに『マークV』を貼る選手がどの大会にもいたが、ドイツ製のスピン系テンション裏ソフトとの相性を楽しめるのも、令和の世ならではか。
近年の桧の価格高騰を受け、特にハイエンドモデルは「天井知らず」で値上がりを続けている桧単板ラケットだが、『覇者S』は税込で2万2千円と、価格も比較的抑えられている。
シェークラケットと違い、桧単板ラケットとの「出合い」はまさに運。あなたを覇者へと導く至高の一本に出合いたいなら、一度は試してみたいラケットだ。

今や貴重品となった桧単板。均一に詰まった木目(もくめ)の美しさがファンをうならせる

10.5㎜の板厚が、独特の柔らかい打球感と爽快なスピードを生み出す
●攻撃用日本式ペンラケット
●¥22,000(税込) ●桧単板 ●角型
●板厚:10.5㎜ ●平均重量:90g
●㈱ヤサカ:03・3634・5158
https://www.yasakajp.com
photo >> Yoshinori Eto
text >> Taro Yanagisawa
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