9月8日から中国・マカオで開催されたWTTチャンピオンズマカオが閉幕。女子は張本美和(木下グループ)、男子はモーレゴード(スウェーデン)が優勝を果たした。
〈女子シングルス〉
優勝:張本美和(木下グループ)
準優勝:陳熠(中国)
3位:陳幸同(中国)、早田ひな(日本生命)
女子決勝は、準決勝で陳幸同(中国)を4-1で破った張本美和と、早田ひな(日本生命)とのゲームオールの接戦を制して勝ち上がった陳熠(中国)の対戦となった。
張本は序盤から2ゲームを連取し、幸先よく2-0とリード。しかし、3ゲーム目を陳熠に奪われると、4ゲーム目も連取され、試合は2-2の振り出しに戻った。
勝負の5ゲーム目では、張本が10-8とゲームポイントを握るも逆転を許し、このゲームを落として2-3に。続く6ゲーム目でも陳熠に3-7、4-8とリードを広げられ、張本にとって苦しい展開となった。

3ゲーム連取で、ビッグタイトルを目前にした陳熠

プレーが消極的な場面も見られた張本
それでも、張本は「今日は無理かなって思ったけど、『最後まで一球ずつ』と思って試合できた」と振り返ったように、焦ることなく、気力を振り絞るように一球一球食らいつき、6ゲーム目を逆転で奪取。勝負の行方は最終7ゲーム目へもつれ込んだ。
7ゲーム目は一進一退の攻防となったが、わずかなリードを保った張本が10-8とチャンピオンシップポイント。陳熠に2点をしのがれてジュースに持ち込まれても、張本に焦りは見られず、冷静なコース取りと鋭い反応で相手の攻撃をしのぎ、最後は12-10で勝利。激戦を制し、見事に優勝を決めた。

勝利を決め、笑顔を見せた
この勝利で張本は、WTTチャンピオンズで3大会連続となる優勝を達成。苦しい試合を高い精神力で勝ち切り、また一つ、大きなタイトルを手にした。

WTTチャンピオンズで3大会連続となる優勝を果たした張本美和
〈男子シングルス〉
優勝:モーレゴード(スウェーデン)
準優勝:カルデラノ(ブラジル)
3位:シェルベリ(スウェーデン)、張本智和(トヨタ自動車)
男子決勝は、第1シードの松島輝空(個人)を退けて勝ち上がったカルデラノ(ブラジル)と、準決勝で張本智和(トヨタ自動車)とのゲームオールジュースまでもつれた激闘を制したモーレゴード(スウェーデン)が対戦。
モーレゴードが1ゲーム目を先取すると、2ゲーム目は一進一退の展開となり、8-9から4連続得点を奪ったモーレゴードが2ゲーム目も連続で奪う。
3ゲーム目はカルデラノが意地を見せて奪い返したものの、モーレゴードの勢いは止まらず、カットブロックなど、随所でトリッキーなプレーを見せて4ゲーム目を奪取。5ゲーム目も、9−6リードから10−9と1点差まで追い上げられたが、勝負強さを見せて振り切って勝利。優勝を決めた。

常に先手を奪い、試合を優位に進めたモーレゴード

2025年のWTTチャンピオンズモンペリエ大会以来となる、同格付け大会で2度目のタイトルを獲得したモーレゴード

随所で好プレーを見せたカルデラノだが、ゲーム終盤でモーレゴードの勢いに屈した
また、日本男子では、張本智和が3位。準決勝でモーレゴードに僅差で敗れ、惜しくも決勝進出を逃した。松島輝空は準々決勝でカルデラノに敗れ、ベスト8で大会を終えた。

張本は準決勝のモーレゴード戦で最終ゲーム、6−10から追いつき、2度のマッチポイントを握るも惜敗
写真提供:WTT
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