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全日本卓球2025

女子ダブルスはベスト4が決定。インハイ優勝の伊藤詩菜/青木咲智はフルゲームで勝利

 愛知・スカイホール豊田で開催されている全農杯 2025全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)は大会3日目。10時から女子ダブルス準々決勝が行われ、ベスト4が決定した。

 

【女子ダブルス準々決勝】
梅村優香/塩見真希(サンリツ)-9、9、8、12 木塚陽菜/鶴岡美菜(神戸松蔭女子学院大)
伊藤詩菜/青木咲智(四天王寺高) 2、-10、7、-11、5 平真由香/矢島采愛(レゾナック)
麻生麗名/笹尾明日香(日本生命) -9、5、8、3 野村萌/野村光(デンソー)
木村光歩/枝廣瞳(中国電力ライシス)5、6、13 面手凛/樋口美空(山陽学園高)

 

 昨日の5回戦で佐藤瞳/橋本帆乃香(ミキハウス)を破った梅村/塩見は2023年全日学女子ダブルス優勝の木塚/鶴岡を振り切って2020年大会以来のベスト4入り。4ゲーム目は接戦となったが、勝負所での思い切りの良さが光った。

準決勝進出を決め、塩見は涙

 インターハイ優勝ペアの伊藤/青木はフルゲームの接戦を制して準決勝へ。途中、伊藤が苦しむ場面もあったが、最終ゲームは序盤で平/矢島を引き離して勝負を決めた。

接戦で平/矢島を振り切り、笑顔の伊藤/青木

 

 Tリーグでも活躍を見せる麻生/笹尾は右利き同士のペアながら、ラリー戦で抜群の強さを披露。レシーブでも思い切ってバックフリックやチキータで仕掛け、野村姉妹ペアを逆転で下した。

抜群のコンビネーションを見せる麻生/笹尾はこのまま初Vへ突き進むか

 木村/枝廣も安定した戦いぶりで高校生ペアに快勝。3ゲーム目はジュースでなかなかあと1点が奪えない展開が続いたが、13-13の場面でのタイムアウトからきっちり得点をあげて準決勝へと駒を進めた。

木村/枝廣も見事な連係を披露した

 明日行われる準決勝の対戦カードは梅村/塩見vs.伊藤/青木、麻生/笹尾vs.木村/枝廣となっている。

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