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インターハイ2025

四天王寺と星槎横浜が決勝進出を決める 女子学校対抗準決勝

8月2日、学校対抗は準決勝が行われ、女子準決勝は四天王寺と星槎横浜が勝利し、明日3日に行われる決勝進出を決めた。

女子学校対抗準決勝の記録は下記のとおり。

 

【女子学校対抗】
● 準決勝

〈四天王寺 3-0 遊学館〉
◯青木 7、11、7 日下部
◯冨田 8、1、2 大出
◯青木/髙森 4、5、9 日下部/野間

 

 四天王寺vs.遊学館は四天王寺が完勝。同時進行でスタートした1・2番では2番の冨田が大出を完封して先制点。1番の青木は苦しみながらも要所で得点をあげて、点数は競り合いながらもストレートで勝利。ダブルスも序盤からリードを奪って試合を優位に進めて3-0で勝負あり。1ゲームも与えない圧倒的な試合運びで四天王寺が2年ぶりの決勝進出を決めた。

 遊学館は2年連続の準決勝進出も、またも決勝進出はならず。しかし、日下部、野間、田中、大出と2年生4人がレギュラーでの3位入賞は来年につながる成績だ。

カットの変化で翻弄した冨田

青木は単複2勝とエースの仕事

2年生エースの日下部は苦い2失点となった

遊学館は2年連続の入賞も、決勝進出はならず

 

〈星槎横浜 3-1 山陽学園〉
牧野 -3、-3、5、8、-6 面手◯
◯倉嶋 -9、7、5、6 髙取
◯牧野/櫻井 3、-3、5、-7、6 面手/齋木
◯櫻井 8、-6、6、-6、9 齋木

 

 初出場・初優勝を狙う星槎横浜は通算46回目の学校対抗出場を誇る伝統校・山陽学園も撃破。エース対決となった1番は山陽学園・面手が勝利したが、2番では星槎横浜の倉嶋が奪い返して1-1でダブルスへ。互いにゲームを奪い合うクロスゲームとなったが、最後に面手/齋木にミスが目立ち、星槎横浜が決勝進出へ王手。同時進行となった4・5番では5番で星槎横浜・藤本が先に勝利して決勝進出が確定。4番でも櫻井が齋木との2年生対決をフルゲームで制して、星槎横浜が3-1で山陽学園を退けた。

 面手がチームを引っ張り、2年連続の3位入賞となった山陽学園だが、今年も決勝には届かず。エースの面手が抜けるものの、齋木、樋口、髙取と今年も活躍を見せた2年生3人が残り、来年も上位が期待できる。

2番で勝利した倉嶋

牧野/櫻井は勝負のダブルスで大きな1勝

記録には残らないが、5番でチームの勝利を確定させた藤本

山陽学園はエース・面手の1勝にとどまり、2年連続準決勝で敗退

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