卓球王国 2025年7月22日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
インターハイ2025

男子ダブルス・ベスト8〜決勝の記録。川上流星/伊藤佑太が堂々の1年生V

男子ダブルスは本日、4回戦から決勝戦までが行われ、2025年度のチャンピオンペアは、星槎横浜の1年生コンビ・川上流星/伊藤佑太に決まった。

記録は以下のとおり

【男子ダブルス】⚫︎4回戦
北村/大畑 (白子) 3-1 岡本/由本 (野田学園)
面田/持田 (愛工大名電) 3-0 早野/酒匂 (瓊浦)
山本/杉谷 (松徳学院) 3-1 森(真)/森(駿)(希望が丘)
岩井田/中野(野田学園) 3-0 引地/鶴羽(城南)
阿部/石塚(鶴岡東) 3-0 三好/金丸(出雲北陵)
鈴木/矢吹(上宮) 3-1 杉浦/月原(愛工大名電)
川上/伊藤(星槎横浜) 3-0 谷本/西面(育英)
渡辺/池田(専大北上) 3-0 小野/比嘉(明豊)

⚫︎準々決勝
北村/大畑 7、9、6 面田/持田
岩井田/中野 -7、6、-9、16、12 山本/杉谷
阿部/石塚 -6、-9、5、11、10 鈴木/矢吹
川上/伊藤 -11、4、8、10 渡辺/池田

⚫︎準決勝
北村/大畑 6、-7、-13、10、15 岩井田/中野
川上/伊藤 -6、8、11、5  阿部/石塚

↑準決勝の北村/大畑(白子)対岩井田/中野(野田学園)は、まるで1日前の学校対抗準々決勝のリプレー映像を見るかのような展開。ゲームオールでジュースアゲインを何度も繰り返す激闘の末、再び白子ペアに勝利の女神が微笑んだ。

⚫︎決勝
川上流星/伊藤佑太 9、-10、7、4 北村悠貴/大畑瑛祐

決勝戦は互いに1ゲームずつを取り合う出足だったが、3ゲーム目から川上(上写真左)/伊藤が攻撃の手数を増やし、徐々に白子ペアを圧倒。前陣でも中陣でも自由自在なテクニックを披露し、第4ゲームは4点しか与えない完璧に近い内容で勝ち切った。

「インターハイはめちゃくちゃ盛り上がっていて、最初はすごく緊張しました。優勝できてめちゃくちゃうれしいです」(川上)

「(会場の雰囲気に)押されてる感もあったが、自分たちも声を出してしっかりできました。勝つことしか考えていなくて、実際勝ててよかったです」(伊藤)

一方、準優勝の北村(上写真右)/大畑は2年連続の決勝進出。前年の2位がフロックではなかったことを証明した。特に北村のストップと大畑のチキータは精度の高さが素晴らしかった。

関連する記事