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【全中2026】男子単は大野颯真が2連覇、昨年に続く小林右京との決勝制す!

男子団体決勝に続いて行われた、全中の男子シングルス準々決勝から決勝までの3ラウンド。決勝はなんと昨年と同一カード、同じ木下アカデミーに所属し、地元の公立中学である川崎市立川中島中から出場した大野颯真と小林右京の対戦となり、昨年に続いて大野颯真が勝利。大会2連覇を達成した。

〈男子シングルス〉●準々決勝
大野颯真(川中島/神奈川) 8、ー10、10、9 原澤駿太(愛工大名電/愛知)
大野斗真(野田学園/山口) 14、9、9 柴田洸(川中島/神奈川)
沢田琉聖(川中島/神奈川) 7、ー8、ー5、6、7 芝原圭吾(愛工大名電/愛知)
小林右京(川中島/神奈川) 8、6、6 中野純大(愛工大名電/愛知)
●準決勝
大野颯真 6、ー10、9、11 大野斗真
小林右京 7、8、10 沢田琉聖
●決勝 
大野颯真 8、9、10 小林右京

大野は準々決勝で団体決勝を終えたばかりの名電の主力、原澤との激しいラリー戦に勝利。準決勝では昨年の準々決勝に続く兄弟対決で、「一番気持ちが入っていたし、一番負けたくなかった」という双子の兄・斗真に競り勝って決勝へ駒を進めた。サービスの巧みな配球と、大会前から強化してきたという多彩なレシーブでラリーを優位に運び、両ハンドの決定打に結びつけた。

昨年に続く兄・斗真との「双子対決」を気迫で制した大野颯真(奥)

一方、小林は一撃必殺の豪打を武器に、準々決勝で中野(愛工大名電)、準決勝で沢田(川中島中)を3ー0でノックアウト。フルスイングの両ハンドのパワードライブの威力はすさまじく、特に大きく振り抜くバックドライブは素晴らしい破壊力だった。

小林のパワフルな両ハンド攻撃は、完全に中学生の域を超えていた

昨年の全中決勝で大野が勝利した後、全日本カデット(14歳以下)決勝では小林がリベンジしていたふたりの決勝。接戦が予想されたが、大野颯真が出足から自信満々、エンジン全開。小林の変化の激しいサービスを確実にレシーブし、打球点の早いバックハンドでバック対バックを制し、決定打につなげる。

「今年は第1シードで臨んで、すごく不安や緊張もあった。向かってくる選手が多い中で、自分が向かっていくという気持ち、常にチャレンジャーという気持ちを忘れず、全力で試合することを意識しました」。試合後にそう語った大野颯真。2ゲーム目に9ー3のリードから小林に追い上げられ、3ゲーム目も10ー7のチャンピオンシップポイントから10ー10に追いつかれるなど、小林も粘りを見せたが、最後まで闘志と自信をみなぎらせて戦った大野に軍配が上がった。

大野は巧みなレシーブ、台上プレーからキレのある両ハンドにつなげた

小林とは「部内での練習試合では五分か、少し分が良いくらい」という大野だが、自信に満ちたプレーでストレート勝ち

先日行われたインターハイの女子シングルスでは、姉・紗蘭(さら)が優勝。海外の遠征先で朝4時からその決勝の試合を見ていたという。「やっぱりすごいな、自分も負けられないなという気持ちが湧いてきた。姉には『俺も優勝したぞ』と伝えたいですね」と語った大野。「今の目標は、まず今年の世界ユース(U15)で絶対4冠を取れるように頑張ります」と語り、さらなる成長を誓った。

大野は全中の男子シングルスで、2021・22年大会の松島輝空以来となる2連覇を飾った

 

3位の大野斗真。今年も颯真との兄弟対決に敗れるも、昨年のベスト8からワンランクアップ

同じく3位の沢田琉聖。攻守のバランスが良いオールラウンダー

ベスト8の芝原圭吾。1年生ながら表彰台まであと一歩

ベスト8の原澤駿太。団体準決勝・決勝からの連戦を戦い抜いたガッツに拍手

ベスト8の柴田洸。ヨーロッパ選手並みの豪打を放った

ベスト8の中野純大。ストレートにも自在に打てるバックドライブが武器

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