10月27日にフランス・モンペリエで開幕した「WTTチャンピオンズ モンペリエ」。昨夜、男女シングルス1回戦の一部の試合が行われ、日本男女4選手が登場した。
男子では、体調不良で直前のアジア選手権を欠場した戸上隼輔(井村屋グループ)が、復帰戦でプツァル(クロアチア)に3-1で勝利。序盤から足がよく動いていた戸上は、甘くなったボールをチキータやフォアドライブで確実に仕留め、ラリーでもミドルをうまく突きながら、早い打球点で相手の両サイドを攻めるなど、冷静な試合運びを見せた。戸上は2回戦でポレ(フランス)に完勝したモーレゴード(スウェーデン)と対戦する。

復帰戦で勝利を飾った戸上
一方、張本智和(トヨタ自動車)は、自国開催で気合十分のゴーズィ(フランス)に0-3で敗れた。コートを広く使い、どこからでも鋭いバックドライブを打ち込むゴーズィの攻めに苦しみ、初戦敗退となった。

声援に応え、張本を撃破したゴーズィ。剛打が炸裂した

初戦敗退となった張本。今は少しでも体を休めて、また元気なプレーを見せてほしい
女子では、佐藤瞳(日本ペイントグループ)がパヴァデ(フランス)に3-1で勝利し、2回戦進出を決めた。パヴァデも粘り強いカット打ちで1ゲームを奪うなど、自国開催の大会で奮闘。しかし、佐藤は持ち前の守備力に加えて攻撃でも力を発揮し、最終ゲームは11-1と圧倒した。佐藤は次戦でアンチ使いのヴィンター(ドイツ)と対戦する。

2回戦に駒を進めた佐藤
大藤沙月(ミキハウス)は、2024年世界ユース女王のカウフマン(ドイツ)にフルゲームの末に惜敗。大藤は1ゲーム目を落としたものの、2・3ゲーム目を連取して勝利に王手をかけた。しかし、勝負どころのラリーで得点を重ねられず、惜しくも初戦敗退となった。

恵まれた体格を生かし、鋭いボールを打ち込んだカウフマン

体格差がある中、互角の打ち合いを見せた大藤。勝利にわずかに届かず
なお、日本勢の今後の試合予定は下記のとおり(すべて日本時間)。
〈男子シングルス〉●1回戦
29日 22:20〜 篠塚大登 vs. カルデラノ(ブラジル)
●2回戦
30日(深夜)2:30〜 戸上隼輔 vs. モーレゴード(スウェーデン)
30日(深夜)4:50〜 松島輝空 vs. シドレンコ(ロシア)
〈女子シングルス〉●1回戦
29日21:45〜 張本美和 vs. B.タカハシ(ブラジル)
●2回戦
31日(深夜)3:40〜 早田ひな vs. スッチ(ルーマニア)
31日(深夜)4:50〜 佐藤瞳 vs. ヴィンター(ドイツ)
写真提供:WTT
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