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全日本選手権2021

準決勝後の早田ひな「今までの試合で一番。互いにレベルアップしていた」

準決勝で伊藤と死闘を演じた早田ひな。試合後の会見に臨み、「お互いの良いところが出て、今までの試合で一番良かった。お互いがレベルアップしていた」と語った。以下は会見での早田のコメント。

 

「悔しいけど、やり切りました。頭が疲れて、中国選手と互角に戦える伊藤選手とここまで戦えたのは自信になった。去年よりもひとつ上のレベルで試合ができていた。去年決まっていた部分が今年は決まらなかった。技術、サービス、レシーブ、守備、守備から攻撃のレベルが上がったので、自信を持ってこれからやっていきたい。

私も負けたくないし、お互い読み合いをしていたし、駆け引きが面白かった。1本1本が実力勝負だった。今日の試合は終始自分の試合を楽しくできた。自信を持っている部分ともっと練習しなきゃいけない部分があるので、これから自信を持って自分の卓球を作り上げていきたい。伊藤選手は今回は自分で汗を拭けないので、これだけ競ると汗をかいて、何回も(試合が)止まってごめんねと言われた。

1ゲーム目は自分が思ったより思い切って振れた。伊藤さんは対応できるので2ゲーム目が勝負だった。4-1だったけど、焦って打ちにいってしまい。5-1にできなかったのは痛かった。ラリーでは伊藤選手も練習してきたと思うし、私も今日は抜けないと思って、何本もラリーをするつもりだった。ラリーの中で追い込まれている状況で、最後の1本の仕留める力が大切。サービスの駆け引きと、迷ったときでも自信を持って技術を使える精度を高めたい。

早く世界の選手とメチャクチャやりたい。世界と戦ってきた伊藤とやれてうれしかったし、早く中国の選手と戦って、自分がどれだけできるか試したい」(早田)

ライバルとの対決で自らの成長を実感し、さらなる成長を誓った早田

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