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インターハイ2026

女子は4校が学校対抗初出場、長野日大がベスト16進出。それぞれのインターハイ初陣

 競技初日を終え、学校対抗ベスト16が出揃ったインターハイ卓球競技。女子学校対抗には4校が初出場を果たし、沼田(群馬)と長野日大(長野)の2校が初勝利、長野日大は3回戦進出を果たした。

 

 長野日大は創部3年目、チームとして活動を始めて2年目でのインターハイ出場。今大会は2回戦からの登場となり、明秀日立に3-0で勝利して初出場・初勝利をあげた。この試合で単複2勝をあげたのが、卓球部1期生で唯一の3年生・田尻真娃紗。1年生の頃は女子部員1人で活動していたというが、2年生の時にシングルスでインターハイ出場、3年生では学校対抗・シングルス・ダブルスと3種目でインターハイ出場を果たした。

最初で最後のインターハイ学校対抗、笑顔で2勝の田尻

 そしてチームを指揮するのは、明治大4年時に全日学男子シングルスで準優勝に輝き、岡谷市役所でも活躍した滝澤拓真監督。「いずれは指導者になりたいと思っていた」(滝澤監督)とのことで、岡谷市役所を退職し、さまざまなタイミングが重なって現在は長野日大中・高に職員として勤務しながら、日本リーグ・エクセディでもプレーした妻の裕美子(旧姓・竹前)とともに指導にあたる。

 女子選手の指導については「まだ難しく感じる部分もあります」と語るが、まずはインターハイ初陣を勝利で飾り、3回戦へ駒を進めた。ベスト8をかけて戦うのは、選抜王者の四天王寺。「四天王寺さんとやりたいと思っていた」と強豪中の強豪に胸を借りる。

選手時代は人呼んで「長野の英雄」。滝澤監督

勝利後の一枚、「T」は滝澤監督の「T」だそうです

 

 1回戦でコザ(沖縄)を下して初勝利をあげた沼田はもともと男子校であったが、2025年度から沼田女子と統合し、新たな「沼田高校」として開校。男子も2024年大会で33年ぶりに学校対抗へ出場し、前回大会では長尾咲陽人がシングルスでベスト16入りするなど活躍を見せてきた。

 1・2年生のみのメンバーの中、インターハイ初戦となったコザ戦ではエースで主将の2年生・井上結楽が単複2勝の活躍。ラストでは1年生の深津織羽が勝利した。

2人で3得点をあげた井上と深津

 外部コーチとして指導するのは男子校時代の沼田OBである宮澤淳監督。JR東日本高崎に勤務しながら、母校の指導にあたり、それだけでなく現在も選手として全日本実業団や全日本ラージに出場。今大会にも「夜勤後に来ました」と話していたが、いつ会っても爽やかに挨拶してくれて、なんとタフで卓球愛に満ちたお方だろうとずっと思っている。

OBとして沼田を支える宮澤監督

1・2年生のみで1勝をあげた

 

 初出場・初勝利はならなかったが、北桜(岩手)と神戸野田(兵庫)も奮闘を見せた。北桜は一戸と福岡工業が統合して誕生し、今年が3年目。昨年度までは選手が足らず、学校対抗に出場できない時期もあったが、1年生6人が入部し、岩手予選を勝ち抜いてインターハイの舞台に立った。

 浜松修学舎との1回戦では、1年生で岩手予選3冠に輝いた福島志菜が1番でゲームカウント2-0とリードを奪ったが逆転負け。2・3番も敗れて初めてのインターハイを終えた。しかし、試合に出場したのは全員が1・2年生ということで来年以降の活躍に期待したい。

好ゲームを展開した福島

試合中も試合後もずっと賑やかだった福島さん

来年は初勝利なるか?

 

 神戸野田は3年前から卓球部の強化を始め、中学卓球界の名伯楽として鳴らした丸田二郎監督の指導のもと、昨年度、一昨年度と選抜に出場したが、インターハイ予選ではベスト4の壁を越えられず。しかし、今年は準々決勝を突破すると、そのまま兵庫の頂点に立ち、学校創立100周年の記念すべき年にインターハイ初出場を果たした。

 敬徳(佐賀)との1回戦は1-3で敗れたが、1点を奪った羽根歩花は中学から卓球を始めた選手。兵庫予選の準々決勝でも殊勲の勝利をあげるなど、主将として意地を見せた。ここ数年、兵庫女子は本命不在の戦国時代。ライバルは多いが、インターハイ「常連」を目指していく。

2番で勝利した羽根

強化を始めて3年目でのインターハイ出場。左端が丸田監督

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