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【WTT福岡】モーレゴードがシェルベリに劇的勝利。張禹珍もカルデラノを制す

●男子シングルス1回戦
モーレゴード(スウェーデン) −10、11、−1、10、8 シェルベリ(スウェーデン)
張禹珍(韓国) 7、−7、−5、7、7 カルデラノ(ブラジル)

大会2日目、午後のセッション最後の2試合、男子シングルス1回戦はモーレゴードと張禹珍がともにゲームオールの激戦を制し、ベスト8進出を決めた!

モーレゴードはチームメイトの先輩、5歳年上のシェルベリとの対戦。手の内を知り尽くした先輩に対し、モーレゴードは「ファンタスティック」なプレーや、過剰なアクションは封印。シェルベリにどうしても勝ちたいという思いが透けて見えた。

派手さはなくとも、集中力の高いプレーを見せたモーレゴード

得意の回り込み強打を連発したシェルベリだが、勝利にあと一歩

それでもシェルベリの威力あるフォアハンドの連続攻撃に押され、ゲームカウント1−2とリードされたが、4ゲーム目をジュースで奪い、5ゲーム目は3-1、8−3,9-5とリードを広げた。シェルベリの回り込み強打も冷静にクロスにブロックで抜くなど、最後まで高い集中力で戦ったモーレゴードが勝利。静かにいつものポーズを決めて握手を交わした後、突然歓喜を爆発させた。

先輩・シェルベリを下して、歓喜を爆発させたモーレゴード

張禹珍とカルデラノの一戦は、パリ五輪の男子シングルス準々決勝でカルデラノが快勝していたが、今日は張禹珍に軍配が上がった。回り込んでのパワードライブでカルデラノを台から下げた後、粘らせずにフォアを厳しく攻め、得点を重ねた張禹珍。一方のカルデラノはゲームカウント2−1とリードしたものの、もうひとつプレーに元気がなかった。選手生活のひとつの集大成となるパリ五輪を終え、モチベーションがまだ上がってこないようだ。

パリ五輪のリベンジを達成した張禹珍

張禹珍のベンチには、元韓国代表の鄭栄植が入った

カルデラノ、初戦突破はならず

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