卓球王国 2026年7月21日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
インターハイ2026

男子学校対抗は外シードが準決勝へ。野田学園vs遊学館、育英vs愛工大名電のカードに

大阪・Asueアリーナ大阪で開催されているインターハイ卓球競技の2日目の最終試合は男女学校対抗の準々決勝。

タイムテーブルでは15時30分に終了予定の準々決勝だったが、初戦から4回戦まで行われた男女ダブルスの試合が押し、また学校対抗も競り合いが多かったことが影響するなど、最終試合の愛工大名電(愛知)対大阪桐蔭(大阪)の準々決勝が終了したのは20時になっていた。

準々決勝を勝ち抜いて準決勝に進んだのは、第1シードの野田学園、第2シードの育英、第3シードの愛工大名電、第4シードの遊学館と前回大会のベスト4勢がシードを守り、強豪校がベスト4入りを決めた。

 

【男子学校対抗】

●準々決勝

〈野田学園(山口) 3−0 明豊(大分)〉

◯岩井田 3−1 小野

◯中城 3−2 中野

◯岩井田/中野 3−0 小野/比嘉

 

前回大会で1年生を主体に優勝した野田学園。優勝メンバーが2年生になり、さらに力をつけて臨んだ準々決勝では、ここまで競り合いをものにして勝ち上がってきた明豊をストレートで下した。エースの岩井田は小野の猛攻に受け身にならずに跳ね返すと、2番では中城が中野とのデッドヒートを勝ちきった。3番ダブルスは2025年全日本2位の実績を持つ岩井田/中野が、小野/比嘉をシャットアウトし、野田学園が準決勝に進んだ。

敗れたとはいえ、ここまでの明豊の戦いぶりは称賛に値する。明豊から筑波大に進み、母校の指揮をとった田原翔大監督の最初の夏は、明豊の真骨頂である「粘り強さ」を存分に発揮した。

トップで小野を押さえた岩井田は勝利後に拳を固めた

中城は中野との激しいラリー戦を制した

小野は岩井田を相手に臆することなく攻め続けた

 

〈遊学館(石川) 3−2 上宮(大阪)〉

◯平塚 3−1 日野

小野 2−3 服部◯

◯馬淵/小野 3−1 服部/松永

馬渕 2−3 松永◯

◯太田 3−1 劉

 

遊学館は地元の大声援を受けて勝ち上がってきた上宮を相手に真正面からぶつかり合った。1番でカットの平塚が日野を破ったが、2番で小野が服部にゲームオールジュースで惜敗。1−1で迎えダブルスを遊学館ペアが勝つと、同時進行で行われた4、5番で、5番の太田が劉に1ゲーム目を落としたが、強気のプレーを続けて3−1で勝利。4番の結果を待たずに遊学館が準決勝進出を決めた。

勝敗は決まっているが、4番の服部は大声援に応えるかのように必死にプレー。馬淵も負けずにラケットを振り続けたが、ゲームジュースで服部が勝利した。

1年生の平塚はトップで勝利し、貴重な先取点をあげた

5番で勝利し、チームの準々決勝進出を決めた太田に「よくやったな」と笑顔で迎える植木大監督

上宮のエース、服部は2番で小野に競り勝つ

 

〈愛工大名電(愛知) 3−0 大阪桐蔭(大阪)〉

◯持田 3−1 能間

◯郡司 3−0 船越

◯持田/月原 3−2 能間/水野

 

3回戦で静岡学園との激戦を制した愛工大名電は、大阪桐蔭の挑戦を跳ね返した。前半のシングルスで郡司が船越をストレートで下すと、持田と能間のエース対決で持田が勝利。あとがなくなった大阪桐蔭だが、大応援団を背に諦めずにダブルスで奮起。ゲームカウントを2−1と大阪桐蔭ペアがリードしたが、名電ペアが底力を見せて逆転。準決勝に駒を進めた。

果敢に攻め続けた郡司が先取点をあげる

持田(右)と月原のダブルスが逆転勝ちでチームの勝利を決めた

ここまでチームを牽引した能間(左)と水野

試合後に応援団に挨拶をする大阪桐蔭のメンバーたち

 

〈育英(兵庫) 3−2 新潟産大付(新潟)〉

◯日高 3−1 本間

松島 0−3 吉田◯

◯西面/松島 3−2 吉田/田中

南部 2−3 田中◯

◯西面 3−1 鶴田

 

前回2位の育英対新潟産大付の戦いも激アツの展開になった。育英は1番で日高が本間を破ったが、2番で松島が相手エースの吉田に完敗。勝敗の行方を大きく左右する3番ダブルスでは、松島と西面が切れのあるプレーを見せて、食い下がる吉田/田中に勝利。4、5番のシングルスは先に5番の西面が勝って、4番の勝敗を待たずに育英が準決勝の切符を勝ち取った。

チームの勝敗を分けた3番ダブルス。西面(右)と松島が新潟産大付ペアを振り切った

新潟産大付の田中はエースの吉田とともにチームを引っ張った

関連する記事