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仲村渠功

チリ選手権

2013年今年最後の3回目チリ選手権が11月18日~24日に開催されました。年間3回行われる全国大会の1回、2回大会はそれぞれ違う日程の土・日2日間を使って年令別で行ったそうです。3回目の最終大会だけが一斉に行われました。

選手全体のレベルや戦型、運営方法等を観戦する事が出来、本格的に活動する前の良い機会でした。

参加選手は北のアリカ(Arica:ペルーとの国境沿いの都市)から、南はプンタ・アレーナス(Punta Arenas:南極に近い都市)からで、なんと4300㎞と南北に長い各都市からの参加です。 7~8歳の選手から一般選手迄、会場のオリンピック・ナショナルスポーツセンター(CEO)には選手の両親やクラブのコーチ達で熱気に溢れていました。又、この会場は国際大会にも使われる場所で子供たちにも良い刺激に成っています。

選手のタイプでペンホルダーが全体の7~8%程参加しているのには驚きました。戦型的には両ハンドドライブを使って、台から少し下がった場所(中陣~後陣)のラリー戦が男子の一般的なプレースタイルで、女子は台の中央で両ハンドを使い、殆ど動かないでプレーするスタイル(フットワークを使ったプレーが出来ない選手)が多く見られました。また南米諸国の上位選手に左利きが多くいて、ここでも左利きの選手が多くみられました。

大会期間中に熱心な地域からの指導要請を受けました。夏休みの1月~2月ですが、特に南部地域の活動には、年間を通してこの時期だけが天候的に好都合な為です。南部都市のプンタ・アレーナスと、もう一ヶ所はプエルト・モン(Puerto Montt)の2箇所。それと北部アントファガスタ(Antofagasta)に巡回指導する事を決めました。

年内は首都サンチャゴのオリンピック・ナショナルスポーツセンター(CEO)で、チリの習慣、運営方法の様子を見ながら指導をしたいと思っています。

 

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