男子表彰式の様子<優勝 木造選手、2位 龍崎選手>
パラグアイの首都アスンシオンで2014年グローバルジュニア・サーキットファイナルが開催されました。2014年各大陸並びに各国開催地での優勝者から選抜された男女各16名の参加でした。日本からは田勢男子監督始め優勝した木造選手、決勝の最終セットジュースで惜敗した龍崎選手、中澤女子コーチと2位森田選手、3位石川選手の参加でした。
日本から約30時間かけての参加で、パラグアイにはアメリカ経由の後、直行便がなくパラグアイの隣国から発着する便での乗り継ぎとなります。しかも日本とはマイナス12時間の差で、時差ぼけは厳しく昼の試合では眠くなり、夜中は目が覚めるので、3日間でこれらの体調管理をしながら調子を整えるのも大変な事です。 しかもこの時期のアスンシオンの気温は35度前後ありましたが、体育館には冷暖房の施設もなく、応援するだけでも着替えが必要でした。
こんな悪条件の中、日本選手全員が予選リーグを1位で通過、決勝トーナメントの1回戦も全員勝って最終日の準決勝に臨みました。大会初日から日本大使ご夫妻始め、JICAパラグアイのスタッフと移住地からの日系の大勢の方々の声援を受けその期待に十分こたえる活躍をしてくれました。 手作りの日本の旗を振って館内では日本選手応援団が大活躍し、同じJICAボランティアの活動をしている僕にとっても大変うれしい光景でした。
国際大会開催が慣れていないこともあるでしょうか、ホテル内の選手用食事が決して満足できるものでなかった事から、JICAスタッフが多方面で諸手配してくれました。後で聞いた話ですが最終日の決勝戦は、ホテルに戻って昼食を取れずに戦ったとのことでした。
兎に角、JICAスタッフが連日応援に来て頂いたことは、日本チームにとって精神的に大変効果があったものと思います。 これからも世界各地で試合が行われますが、JICAの方達にも卓球の素晴らしさ、そして日本卓球選手の言動の素晴らしさに是非触れて頂ければと思いました。
素晴らしい今回の成績と今後の日本卓球の発展に万歳!
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