中国リポート
2021シーズンの中国卓球クラブ超級リーグ、6チームに減ってしまった女子のメンバー＆戦型は以下のとおり。誠にもって今さらながらでスミマセン。続いてプレーオフの結果もお伝えしますよ！
コーチ：郭刻歴、于国鵬
選手：
陳夢（右シェーク裏・裏ドライブ型）
王曼昱（右シェーク裏・裏ドライブ型）
陳幸同（右シェーク裏・裏ドライブ型）
銭天一（左シェーク裏・裏ドライブ型）
范思琦（右シェーク裏・裏ドライブ型）
王添芸（右シェーク裏・裏ドライブ型）
・東京五輪女王の陳夢と、五輪団体優勝メンバーで全中国運動会女王の王曼昱。あまりに強力なツインエースを揃え、陳幸同に銭天一と脇を固めるメンバーも強い。なかなか出番がなさそうな6番手の王添芸は、「陳夢のチームメイトにすごい美人選手がいる！」と話題に。
コーチ：劉イ、高穎
選手：
孫穎莎（右シェーク裏・裏ドライブ型）
何卓佳（右シェーク裏・表攻守型）
顧玉ティン（左シェーク裏・裏ドライブ型）
張繽月（右シェーク裏・裏ドライブ型）
・昨シーズンは陳夢・孫穎莎を擁して超級リーグ女子で初優勝を飾ったが、陳夢が山東魯能に移籍。河北省女子チームの孫穎莎と何卓佳がチームの主軸で、河北省男子チーム出身のカット型である劉イ（火×4）が指揮を執る。劉イは中国代表として国際大会でもプレーした長身のカット型だ。
コーチ：陳叶君、盛丹丹
選手：
劉斐（右シェーク裏・粒カット型）
石洵瑶（右シェーク裏・裏ドライブ型）
劉煒珊（右シェーク裏・裏ドライブ型）
陳熠（右シェーク裏・裏ドライブ型）
楊屹韻（右シェーク裏・表カット型）
郭雨涵（右シェーク裏・裏ドライブ型）
・2016年世界ジュニア優勝の石洵瑤をはじめ、6人中4人が世界ジュニアの代表経験者。劉斐・楊屹韻とカットも2枚揃っている。コーチのひとりで、北京市チームでプレーしていた盛丹丹は深圳大学のコーチである劉イの奥さん。夫婦揃って超級リーグのベンチに入る。
コーチ：臧玉瑛
王芸迪（右シェーク裏・裏ドライブ型）
王暁彤（右シェーク裏・裏ドライブ型）
車暁㬢（右シェーク裏・裏ドライブ型）
孫芸禎（左シェーク裏・裏ドライブ型）
李雅可（右シェーク裏・裏ドライブ型）
魏聞声（右シェーク裏・裏ドライブ型）
・堂々たる体格のシェークドライブ型が揃うパワー重視型のクラブ。華東理工大卓球部の監督である臧玉瑛コーチは、超級リーグのコーチの中でも一番の「古株」。大学に着任してから間もなく40年、ユニバーシアードなどでも中国チームの監督を務めてきた名物コーチだ。
コーチ：紀楠
選手：
蒯曼（左シェーク裏・裏ドライブ型）
孫銘陽（右シェーク裏・表攻守型）
臧小桐（右シェーク裏・裏ドライブ型）
呉洋晨（右ペンホルダー裏・裏ドライブ型）
斉菲（右ペンホルダー裏・裏ドライブ型）
・多彩なプレースタイルを揃えた個性派クラブ。呉洋晨と斉菲はともに裏面打法を操るペンドライブ型だが、裏面の手数が多すぎて、ペンホルダーらしいフォアの連続攻撃が見られないのは少々寂しい。
コーチ：陳俊吉
選手：
張瑞（右シェーク裏・表攻守型）
楊惠菁（右シェーク裏・裏ドライブ型）
郭艶（右シェーク裏・裏ドライブ型）
冷雨桐（左シェーク裏・裏ドライブ型）
袁媛（右シェーク裏・裏ドライブ型）
・「仮想・伊藤美誠」の張瑞がエースで、戦力的には少々厳しいクラブ。その張瑞以外は全員が四川省チームの所属で、コーチの陳俊吉も2000年代に四川省男子チームの主力として活躍。超級リーグでもプレーした。
戦況を見つめる山東魯能の陳夢。五輪閉幕後もハードな日々が続く
超級女子プレーオフの写真からチョイ出し、山東魯能の王添芸（右端）。確かに可愛らしいです
深圳大学の浮沈のカギを握る何卓佳（写真は2021年全中国運動会）
※写真提供：『ピンパン世界』
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