18時から行われたセッションの日本の男女シングルスの結果は下記の通り。
吉村真晴は初対戦となったモーレゴード(スウェーデン)に対して、サービスがよく効いてレシーブミスを連発させていたが、モーレゴードの立ち位置を頻繁に変えて出すサービスにレシーブで苦戦。試合の序盤はサービス合戦になったが、中盤からはお互いにレシーブができるようになってきて打ち合いも見られるようになる。1、2ゲーム目とも互角の内容だったが勝負所でモーレゴードのプレーが冴えて2ゲームを連取。
3ゲーム目はモーレゴードがスタートダッシュに成功して7‐3とリードしたが、吉村がじわりじわりと点差を縮める。7オールになったが、ネットインの不運もあり、モーレゴードのファインプレーも出て4連続得点。吉村にもチャンスはあったが1、2ゲームをジュースでふたつとも落としたのが響いた。
篠塚大登は王楚欽に挑んだが力負けした。戸上隼輔はパリ五輪混合ダブルス銅メダルの林鐘勲を速さとドライブの威力で勝り、3‐1で勝利。2回戦でパリ五輪の団体戦でストレート勝ちしている高承睿(チャイニーズタイペイ)と対戦する。
◆男子シングルス
モーレゴード(スウェーデン) 10、10、7 吉村真晴
王楚欽(中国) 6、3、6 篠塚大登
戸上隼輔 ‐8、8、3、7 林鐘勲(韓国)
◆女子シングルス
平野美宇 10、4、5 アクラ(インド)
伊藤美誠 3、9、9 バトラ(インド)
ポルカノバ(オーストリア) -8、9、-7、10、7 木原美悠
森さくら 2、7、2 オラワン(タイ)
平野美宇と伊藤美誠は大物食いと名高いインドの異質攻撃型のアクラとバトラと対戦したが、それぞれストレート勝ち。中国選手はインドの変化プレーに苦戦することが多いが、日本の女子選手は異質ラバーの攻撃選手に強く、余力を残しての勝利となった。
木原美悠はゲームカウント2‐1とリードしたが、ポルカノバ(オーストリア)の粘り強い両ハンドドライブに押されてゲームオールで惜敗。森は攻撃的な両ハンドドライブでオラワン(タイ)を圧倒した。
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