10月1日から中国・北京で開催されている「中国スマッシュ」。10月8日に男女シングルスの3回戦が行われ、ベスト8が出そろった。
男子シングルスでは、松島輝空(個人)がベスト8に進出。2回戦でフィン・ルー(オーストラリア)にストレート勝ちすると、3回戦では梁靖崑(中国)を破って勝ち上がってきた17歳の郭冠宏(チャイニーズタイペイ)を3-1で下した。準々決勝では、チウ・ダン(ドイツ)を破って8強入りした馮翊新(チャイニーズタイペイ)と対戦する。

順当にベスト8進出を決めた松島
一方、張本智和(トヨタ自動車)は1回戦でグルーツ(デンマーク)、2回戦で朴康賢(韓国)をいずれも接戦の末に下したが、3回戦では周啓豪(中国)に0-3で敗れ、ベスト8進出を逃した。

フルゲームの2連戦で消耗したか、本調子とはいえない様子だった張本。3回戦で今大会の戦いを終えた

凄まじいカウンターが炸裂した周啓豪
女子シングルスでは、世界女王・孫穎莎(中国)が2回戦でパラナン(タイ)に1-3で敗れる波乱があった。4ゲーム目では2-8とリードを許したパラナンが逆転でゲームを奪い、世界女王を破る金星をあげた。
試合後の会見で孫穎莎は、パラナンのプレーを称賛するとともに、試合前夜に発熱していたことを明かした。「勝ち負けは選手にとってごく自然なこと。どの選手も状態の良い時もあれば、そうでない時もあり、さまざまな困難を経験する」と語り、まずは身体の回復を優先する考えを示した。

世界女王から金星をあげたパラナン
また、日本勢では、張本美和(木下グループ)、橋本帆乃香(デンソー)、佐藤瞳(日本ペイントグループ)の3選手が準々決勝進出を決めた。張本は何卓佳(中国)に完勝。橋本も孫穎莎を破ったパラナンを3-0で下し、佐藤もヴィンター(ドイツ)にストレート勝ちを収めた。
日本勢3選手は次戦でそろって中国選手と対戦する。特に佐藤は、朱芊曦(韓国)、蒯曼(中国)ら実力者を連破した朱思冰とのカット対決。注目の一戦となりそうだ。

勝利に笑顔が咲いた佐藤。アンチ使い、ヴィンターを完封した
一方、大藤沙月(ミキハウス)は陳幸同(中国)、早田ひな(日本生命)は申裕斌(韓国)にそれぞれ敗れ、3回戦で敗退した。
早田は張本美和との女子ダブルスでは、簡彤娟/李昱諄(チャイニーズタイペイ)との接戦を3-2で制し、準決勝進出。シングルスでは悔しい結果となったが、ダブルスでタイトル獲得を目指す。
なお、今後の日本勢の対戦は下記のとおり。
〈男子シングルス〉●準々決勝
13:30〜 松島輝空 vs. 馮翊新(チャイニーズタイペイ)
〈女子シングルス〉●準々決勝
13:30〜 橋本帆乃香 vs. 陳幸同(中国)
14:15〜 張本美和 vs. 王芸迪(中国)
20:30〜 佐藤瞳 vs. 朱思冰(中国)
〈女子ダブルス〉●準決勝
12:00〜 張本美和/早田ひな vs. 王芸迪/姜依依(中国)
写真提供:WTT
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