鹿児島・あいハウジングアリーナ松元で開催された「第92回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)」は全日程が終了。女子シングルスは青井さくら(筑波大)が優勝を果たした。
〈女子シングルス〉⚫︎準決勝
伊藤詩菜(愛知工業大) -8、9、6、5、-7、11 面田采巳 (愛知工業大)
青井さくら(筑波大) -5、7、5、5、8 山本真愛 (神戸松蔭大)
⚫︎決勝
青井さくら 9、6、9、9 伊藤詩菜

優勝:青井さくら
女子シングルスは、両ハンドの質の高さで他を一歩リードした青井が頂点に立った。
準々決勝では関東学生チャンピオンの岩木(日本体育大)にゲームカウント0−2から逆転勝利を収めると、準決勝では昨年大会の4回戦で敗れた山本(神戸松蔭大)にリベンジ。「今までで一番いい試合ができた」と振り返った決勝では、バック異質の伊藤(愛知工業大)を相手に回転・威力十分の両ハンドで主導権を握り、1ゲームも落とさず完勝した。

穴のない両ハンドで準決勝、決勝ともに相手につけ入る隙を与えなかった青井
1年生で初出場した全日学では準優勝。翌年も決勝に進んだが、2年連続で出澤杏佳(レゾナック)に阻まれた。「1年生の時は怖いもの知らずで、年上だけなので向かっていくだけ。優勝したいけど、『優勝できたらいいな』という部分がどこかあった。出澤さんは『絶対優勝する』という気持ちがあって、自分にはその気持ちが足りていなかったと4年生になってすごくわかった」と青井。
そして迎えた「ラストチャンス」の今大会。「今まで大学で学んできたことはすべて出そうと思って頑張りました」と、これまであと一歩で届かなかった全日学のタイトルをついにつかみ、有終の美を飾った。

ベンチに入った安藤監督と青井
伊藤(愛知工業大)は、力強いフォアハンドとバックの表ソフトによる球質の差を武器に、準々決勝で冨田、準決勝で面田との同士打ちを連続で制して決勝に進出。決勝ではなかなか主導権を握れず、ストレートで敗れたが、昨年大会の3回戦敗退から大きく飛躍を遂げた。

センス溢れるプレーを見せた伊藤
昨年女王・面田(愛知工業大)は自身最後の全日学で連覇を目指したが、伊藤との同士打ちではフォアサイドを厳しく突かれて敗れ、3位。それでも、気迫あふれる戦いぶりで、2年連続の表彰台と奮闘した。

首藤(専修大)を下し、大きく吠える面田
同じく3位に入った山本(神戸松蔭大)は、4回戦で浦部(東洋大)、5回戦で武山(中央大)との接戦をいずれも最終ゲームにもつれる接戦の末に制した。さらに準々決勝では今枝(愛知工業大)を下し、昨年大会のベスト8を上回る成績で成長を証明した。

柔らかいボールタッチで、ラリー戦で力を発揮した山本

ベスト8:首藤成美

ベスト8:冨田純菜

ベスト8:今枝愛美

ベスト8:岩木仁香
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