WTTチャンピオンズ横浜の3日目が終了した。
日本勢の2回戦では、篠塚大登が積極的な攻撃を見せてポルトガルのジェラルドに快勝。
篠塚大登のコメント
「1ゲーム目はきつかったけど、自分でできることをやれば挽回できると思いました。レシーブで迷いが出てしまい、2ゲーム目から切り替えて落ち着いてできた。この2試合は勝ちたい試合だった。我慢強くできたので勝ち切れたのが良かった」

チキータで積極的に攻めて、ラリー戦でも強さを見せた篠塚
女子第1シードの張本美和は中国の陳熠に対して、見事な逆転勝ちを収めた。第4ゲームでマッチポイントを握られるも凌ぎ切り、昨日の橋本帆乃香戦に続き、驚異的な粘り強さと積極性が光った。
張本美和のコメント
「反省点はありますが、自分が成長できたと感じる試合でした。普段はリードされてから挽回するタイプではないのですが、諦めずに一球一球点数を重ねていくことができました。 (第4ゲームで)マッチポイントを取られた瞬間は『これはやばい、終わってしまうかも』と思いました。相手がネットミスをしてくれましたが、あれを返されていたらたぶん自分はやばかった。あのプレーがあったからこそ、10‐10から思い切ってやれましたし、サービスで点が取れたのも良かったです。1、2ゲーム目はラリーのコースを準備して臨みましたが、うまくハマっていませんでした。3ゲーム目からはラリーのコースや緩急の使い分けが良く機能したと思います。 陳熠選手とはジュニア時代から対戦していますが、背が高く何でも拾ってくるタイプで、昔からあまり得意な相手ではありません。今日もやりづらさを感じながらのプレーでした」

張本は2ゲームを先行されたが、冷静なプレーで逆転。ハイレベルな試合を制した
男子の第1シードの松島輝空は、リンド(デンマーク)のトリッキーなプレーをものともせず、第2ゲームのリードされた場面から挽回して奪うと、そこから一気に勝利へと突き進んだ。
松島輝空のコメント
「相手はトリッキーなプレーをしてきましたが、粘り強く戦えたのが良かったです。自分の調子はあまり良くなかったものの、我慢強くプレーすることができました。 第2ゲームは苦しい場面からの挽回勝ちでした。一球一球粘り強くプレーできたと思います。これまでは苦しい局面で気持ちの面で負けることが多かったのですが、そこで勝てるようになったのが自分の成長だと感じています。最近は挽回勝ちが多く、粘り強く戦って相手にタイムアウトを取らせるような展開を意識しています。ただ、今日の試合全体としては30%、レシーブに関しては10~20%くらいの出来なので、もっと上を目指せると思っています」

実力者のリンドにゲームを落とさずに快勝した松島
男子の第2シードのF.ルブラン(フランス)はドゥダ(ドイツ)の強打をものともせずにストレート勝ちし、準々決勝に進んだ。

F.ルブランは質の高い攻撃とテンポの早い試合運びでドゥダを撃破
F.ルブランのコメント
「とても良い気分だよ。次の篠塚戦でもベストを尽くしたいね。彼はカウンタードライブが得意な選手で、前回対戦したときはうまくレシーブできなかったけれど、今回はしっかり対応したい。次は日本の選手との対戦になるけれど、僕のことも応援してほしいな(笑)。 今日のドゥダ戦はもっとタフな試合になると思っていたけれど、戦術がうまくハマったよ。彼のミスを誘うことができたと思う。 この1年半ほどでフィジカル面がかなり向上したと感じている。以前はトップ選手として不足している部分もあったけれど、かなり良くなってきた。 USスマッシュのあとに短いバケーションを取って、プエルトリコに行ってきたんだ。リフレッシュして卓球に戻ることが大切だからね」
試合結果
●男子2回戦 篠塚大登[日本]3(9-11、11-6、11-2、12-10)1 ジェラルド[ポルトガル]
●女子2回戦 陳幸同[中国]3(11-8、11-2、11-2)0 パヴァデ[フランス]
●女子2回戦 張本美和[日本]3(11-13、9-11、11-5、12-10、11-5)2 陳熠[中国]
●男子2回戦 松島輝空[日本]3(11-9、12-10、11-7)0 リンド[デンマーク]
●男子2回戦 F.ルブラン[フランス]3(11-9、11-6、11-9)0 ドゥダ[ドイツ]
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