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<卓球王国2026年8月号より>
来年、創立から80周年を迎える老舗メーカー・ヤサカ。そのブランドイメージについて、「コストパフォーマンスの高さ」を挙げる人は多いのではないだろうか。
裏ソフトの主力である『ラクザ』シリーズは、ほとんどが6千円台。ラケットも2万円を超えるものは少ない。ユーザーから「もう少し価格を上げてもいいのでは」と心配されるメーカーはヤサカくらいだろう。
「高くて性能が良いのは当たり前。安くて性能が良いものを作り、価格も含めて評価してもらいたい」。そんなヤサカの姿勢は卓球シューズでも変わらない。前作の『ジェット・インパクトNEO』をリニューアルして昨年12月に発売された『ジェット・インパクトNEO2』(以下『NEO2』)も、価格は据え置きの6380円(税込)。市販されている卓球シューズの中で最もリーズナブルな部類だ。
『NEO2』は2026年4月の「卓球王国WEB」の用具売り上げランキングで初めてトップ10に入り、しかも1位を獲得。春の卓球マーケットで快走を見せている。
かつて低価格帯の卓球シューズは、「すべりやすい」「重くて履きにくい」というイメージがあった。しかし、『NEO2』はアッパー(上部)にメッシュ素材を多く使うことで軽量化し、フィット感が向上。手に持ってみても鈍重さがなく、すばやく動けそうな気がしてくる。クッション性やアウトソールのグリップ力も高く、卓球シューズとしての基本性能をバランス良く備えている。
デザイン面では靴ひも周りの赤の差し色が全体の印象を引き締め、クラシックな雰囲気のヤサカのロゴが良いアクセント。サイズ展開は20㎝と21㎝が新たに加わり、卓球を始める小学生プレーヤーのエントリーモデルには最適だろう。
用具の価格高騰が続く卓球界。「最強コスパ」の『NEO2』がもたらすインパクトは抜群で、今後も多くのユーザーに支持を広げていくだろう。

メッシュ素材を多く使用したアッパーなどで軽量化を実現している

中足部がゴムではないセパレートタイプのアウトソール
●¥6,380(税込)
●サイズ:20.0・21.0・22.0〜28.0㎝ ●カラー:ブラック
㈱ヤサカ:03・3634・5118
https://www.yasakajp.com/
photo >> Yoshinori Eto
text >> Taro Yanagisawa
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