連日、23時近くまで熱戦が続いた男女決勝トーナメントの1回戦。マスターズ好きの編集部タローが目を奪われた(?)のが、カナダのユージン・ワンだ。
激戦となったデンマーク対カナダで、23年世界卓球ベスト8のリンドを破り、存在感を見せた40歳。中国・河北省出身で2012年ロンドン五輪からカナダ代表としてプレーし、日本の卓球ファンにもおなじみの選手だが、写真を見てわかるとおり、ぽっちゃりしていた体型にさらに拍車がかかった。

少々お疲れの様子だったユージン・ワン
しかし、ブロックとカウンターのセンスは抜群で、ひとたび彼のパターンにハマると、相手がどれほど豪打を連発しても打ち抜けない。デンマーク戦では23年世界ベスト8のリンドを破ったが、世界屈指のスイングスピードを誇るリンドが、驚異の連続ブロックに拍手を送っていたほど。回り込むのは1ゲームに1回か2回だが、確実に仕留める。

じっと待ち続けて撮影した回り込みカウンター。そんなに回ってはいません
セルビアの鬼才・カラカセビッチと同様、節制していればもっと活躍できていたクチだが、末永く活躍してほしい選手。カナダは一撃必殺の両ハンドドライブを放つマーティン、中国系のエドワード・リーもイキの良いプレーを見せ、大会に爪痕を残した。

デンマーク戦3番で、何度も相手にマッチポイントを奪われながら勝利したマーティン

荒々しいプレーのエドワード・リーはラストで惜敗
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