世界卓球ロンドン大会、5月3日はステージA1の最終戦が行われ、ここまで1勝1敗の日本男子はグループ2の1位通過をかけて全勝のフランスと対戦した。
日本は初戦のドイツ戦と同じ不動のオーダーで挑むと対するフランスは3番をゴーズィではなくコトンを起用してきた。日本男子は張本智和がA.ルブランに勝ち、松島輝空がF.ルブランから初勝利をあげて、2対0とリードしたが、3番で戸上隼輔がマッチポイントを握るもコトンに逆転されると、そこからフランスに巻き返されて逆転負け。結果的にフランスのコトン起用が大一番のキーになった。
<男子団体ステージA1グループ2>
フランス 3-2 日本
A.ルブラン -8、-7、-6 張本智和◯
F.ルブラン -9、-5、6、-10 松島輝空◯
◯コトン -6、4、-10、9、12 戸上隼輔
◯F.ルブラン 9、2、4 張本智和
◯A.ルブラン 9、8、-8、-9、9 松島輝空

張本は1番でA.ルブランを破り、良い流れを作った

松島がF.ルブランから初勝利をあげて日本が王手をかける

コトンが戸上に逆転勝ちし、フランスの反撃が始まる

5番でA.ルブランを鼓舞するフランスベンチ

日本男子は最後まで力を尽くしたが、あと1点が遠かった
以下は試合後の岸川聖也監督のコメント
●メダル決定戦並みの2日間と事前に言われていましたが、その通りになった感じだと思います。終わってみてどうですか?
「そうですね。今日の試合に関しては、やっぱり2-0でリードしていたので。3番も張本がマッチポイントを取ったし、3-0で終わらせるべきだった試合かなとは思いますね。
でも選手は調子も悪くないですし、今いい試合をしてくれたので、全然ポジティブに決勝トーナメントへ行けるかなと思います」
●特に1、2試合目が昨日までと変わって、張本選手も含めて動きがすごく良くなっていた印象でした。第1、第2試合の2人の評価はいかがでしょうか?
「かなり完璧に近い試合を2人ともしてくれたと思います。松島も調子が上がってきているなと感じていますし、良かったですね」
●第4試合、張本選手はF.ルブラン選手に対して直近では勝っていましたが、相手もかなり準備してきた印象ですか?
「そうですね。前回フェリックスには勝っていますし、相手も思い切ってくるしかなかったと思います。1ゲーム目も8-5でリードしていたので、張本はそのゲームを競り合いで落としてしまったのがちょっと痛かったかなと思います」
●中国が2敗するなど、予想外の展開もあります。男子トップチームの状況をどう見ていますか?
「日本は同じ3人で戦いましたけど、他の国は温存したり出したり、いろんなオーダーを組んでいます。トーナメントに入って主力がしっかり出てくると、また違う戦いになるかなと思います」
●日本は他チームのようにオーダーを変えず、同じメンバーで戦いました。その狙いは?
「やっぱり1試合目でドイツに負けて、2試合目は絶対に勝たなければいけない状況になってしまったので。2試合目を勝って、3試合目も1位通過を目指すために、そういう状況になったという感じです」
●結果的には最後まで1位通過の可能性もありました。
「チャイニーズタイペイがドイツに勝つとは思っていなかったですし、誰が出るかもわからなかったので、フランスに3-1で勝てば1位通過かなと思っていました。でも隣でドイツが負けていたので、最後に松島が勝てば3-2でも日本は1位通過という状況になった。最後まで1位通過を目指していました」
●これからが本番だと思います。決勝トーナメントに向けては?
「明日試合があるか分からないですけど、しっかり休んで、また調整して。やっとトーナメントが始まるので。このシステムには慣れない部分もありますけど、どの国も一緒なので。選手の調子は悪くないですし、また1から気持ちを切り替えていくだけかなと思います」
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