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世界卓球2026

ドイツにリベンジ許さず。日本女子が3-0勝利で6大会連続の決勝進出

 イングランド・ロンドンで開催されている世界選手権団体戦。現地時間10時からの準決勝に挑んだ日本女子は苦しみながらもドイツを3-0で下して決勝進出を決めた。

 

【ステージ2準決勝】
〈日本 3-0 ドイツ〉
○張本 -5、10、3、8 ハン・イン
○早田 -10、-6、5、9、6 ヴィンター
○橋本 8、5、5 ミッテルハム

 

 スタージ1Aに続き、今大会2度目の対戦となった日本とドイツ。その際は日本が3-1で勝利したが、今日は両チームともオーダーを変更。日本は前回の対戦で1番に起用した橋本帆乃香を3番に下げ、早田ひなを2点起用。ドイツは前回3番に起用したハン・インを2点起用し、カウフマンに代わりミッテルハムがオーダーに名を連ねた。

 1番の張本はツッツキも多く使い、ハン・インのカットの変化を見極めながら攻めていったが、なかなか決定機を作れず3-9までリードされて1ゲーム目を落とす。2ゲーム目は両者リードしては逆転という展開が続いたが最後は張本がジュースで奪うと、3ゲーム目も張本がコースを散らしながら攻めて3-3から8本連取。王手をかけた4ゲーム目もしっかり変化を見極めてコースに打ち分けていった張本がものにして日本に先制点をもたらした。

見事な修正能力を見せて勝利を収めた張本は今大会9勝目

 

 早田対ヴィンターの2番は勝負どころでフォアのパワードライブが決まったヴィンターが1ゲーム目をジュースで奪うと、2ゲーム目も6-6から好プレーを連発して連取。早田はアンチを貼ったバックを潰しにいくも、それを待たれて狙われる、苦しい展開が続く。

 しかし、サービスを巻き込みに変えた3ゲーム目以降は早田のペースに。サービス・レシーブで主導権を握った早田は最終ゲームに持ち込むと、苦しむ場面もあったヴィンターの攻撃もシャットアウト。リードを保って試合を進め、最後はフォアドライブを叩き込んで勝負あり。早田の大逆転勝利で日本が2-0と勝利にあとひとつまで迫った。

大逆転勝利の早田。最後はガッチリと主導権を奪っていた

2度目の対戦でも日本を苦しめたヴィンター

 

 橋本はカットの変化とサービスでミッテルハムを翻弄。サイドスピンのツッツキに攻撃も要所で決まり、最後まで流れを渡さず。快勝で日本にとって6大会連続の決勝進出を決めた。コート上でのインタビューでは「1・2番は本当に厳しい試合だったと思う。張本選手、早田選手が勝ってつないでくれたおかげで良いプレーができました」と語った橋本。決勝に向けても「今の日本ならチーム全員で力を合わせたらきっと優勝できると信じています」と抱負を語った。

橋本はカットの変化とサービスでミッテルハムを完封

完敗を喫したミッテルハムは試合後に涙

 

 いよいよ明日は決勝。対戦相手はこの後行われる中国対ルーマニアの勝者だが、中国の勝利が固いだろう。日本女子、目指すは1971年大会以来55年ぶりの優勝のみだ。

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