準決勝でドイツを下し、6大会連続で決勝の舞台に勝ち上がった日本女子。前回大会決勝では中国に2-3で敗れて準優勝に終わっており、今大会でも目指すのは金メダルのみ。ドイツ戦後に中澤鋭監督と早田ひな、張本美和、橋本帆乃香が今日の試合、そして決勝への抱負を語った。

中澤監督
●中澤鋭監督
(準決勝が終わった直後だが)今は正直、頭の中は明日の決勝のことでいっぱい。ひとまず勝ったけど、内容は皆さんも見てもらったように相当苦しかった。事前合宿の中でヴィンター選手、ハン・イン選手と対戦した時のシミュレーションはしてきたけど、いくら対策してきても実際の試合とは差がある。
美和も早田も0-1、0-2から逆転したけど、内容的には負けてもおかしくない試合だった。美和の良さである、戦術を間違えた時に調整する力、それが生きた試合だったと思う。早田はもっと苦しい状況だったけど、日本人の魂を持って、最後まで諦めない姿勢を見せてくれたので、そこが大きかったかなと思います。橋本は出足が良くなかったけど、徐々に自分のリズム、良いプレーが出せたので勝ち切れた。ミッテルハムが出てくることは予測していなかったというか、カウフマンが来てもミッテルハムが来ても、橋本は得意だから気にしていなかった。
決勝は今まで何度も中国と接戦になったりしている。勝ちたい気持ちは当然強いけど、勝っても負けても今大会がオリンピックにつながる内容にしたい。中国選手は技術のレベルが相当高いので、そこで日本選手らしい特徴を出して、勝ち切ることができたらいいなと思います。
●早田ひな
想定していたように厳しい試合になって、張本選手も私も負けて0-2スタートで橋本選手に回してしまう可能性もあった。2人で勝って2-0で回すことができて、橋本選手が締めてくれて良かった。
特に私はエースにぶつかっていくオーダーで、ヴィンター選手も相当ノっている印象だったので、その中で自分ができることだったり、何を変えていけばいいのか考えながら試合を進めることができた。最後まで自分らしく戦い抜くことができたんじゃないかと思います。
1ゲーム目はレシーブでいろんなことをやった結果、自分が振られてしまった。サービス・レシーブを固めて、そこから予測を立てて、逆に来た時は諦めるという感じで結構ヤマを張って勝負を仕掛けた。あの勢いを抑えるのが今日の試合では正解だったと思うので、最後は自分のペースに持っていけたんじゃないかと思います。
決勝はより早いタイミングでどんどん展開を変えていかないといけない。前回大会の悔しい思いを熱くなりすぎずに落ち着いてぶつけにいきたいと思います。
●張本美和
良い雰囲気での勝利ではなかったけど、勝ってつなぐことができて良かったけど、出足が良くなくて1ゲームの中で調整が遅かったのは反省点。相手はカットの選手(ハン・イン)だけど、攻撃が予想以上に多くてそこの準備が足りなかったし、打たれた時のブロックの調整もできなくてズルズル行ってしまった。
2ゲーム目からはなるべく攻めるようにして、攻められた時はなんとかしようという感じだった。2ゲーム目にゲームポイントを取られた時は正直「今日は負けるかも」って思ったんですけど、そのゲームを取ってからは自信になりました。
2年前決勝で負けた悔しい思いがあって、またこうしてリベンジできる決勝の舞台に来ることができたので、みんなが持っているすべてを出して金メダル目指して頑張りたいです。
●橋本帆乃香
今日の試合は1・2番が本当に苦しい試合だったと思うんですけど、そこで勝ち切ってくれて、何もプレッシャーなく試合をすることができたので感謝しています。
私は初めての決勝なので前回の悔しさはわからないですけど、ここまで来たからには全員で力を合わせて120%の力で試合ができたら良いなと思います。
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