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世界卓球2026

卓球の発祥の地、ロンドン。BOUNCEで「一緒にピンポンやろうよ」

卓球の原型が生まれたのは1880年代から90年代にかけてと言われているが、イギリスのロンドンで「ピンポン」という名称が誕生し、ピンポン協会が設立されたのは1901年のことだ。その協会跡地に、卓球バー「BOUNCE(バウンス)」がオープンしたのは2012年10月。ロンドン五輪の熱狂が冷めやらぬ時期だった。

世界有数の金融街「シティ」にほど近い、ロンドン中心部ファリンドン地区。その地下に広がるのが、この「社交の場」だ。 夕方までのハッピーアワーは手頃な価格設定だが、18時を過ぎると店内は客で溢れかえる。ビール1杯が5ポンド(約1000円)、この日のコート使用料は1人1時間6ポンド(約1300円/時間や曜日で価格は変わる)。ビールを片手に仲間と談笑しながら、誰もがピンポンを楽しんでいる。

日本では、卓球場といえば「ガチな練習場」や「習い事の場所」というストイックなイメージが強い。だが、この「BOUNCE」のような、誰もが気軽に楽しめる卓球バーが日本にもあったらいいのに……と、つい思わされてしまう。

熱い戦いが繰り広げられている世界選手権ロンドン大会。会場のウェンブリーから電車で20分ほどの場所にある「BOUNCE」は、今日もロンドンの人々の憩いの場となっている。

写真提供:鱸正人

 

金融街の一角にある「BOUNCE」

エントランスはまるで「クラブ」

 

なんともクールな空間

壁には「Let me play with you」(一緒にやろうよ)のサイン。上の番号(6)はテーブル番号

「The Jaques Room(ジャック・ルーム)」はいわゆる個室タイプのVIPルームか。BOUNCEはJ. Jaques & Son(ジョン・ジャック・アンド・サン)社の建物があった場所。1901年、この会社の3代目であるジョン・ジャック3世(John Jaques III)が、それまで「ゴッシマ(Gossima)」などと呼ばれていた室内テニスゲームを「Ping Pong」と名付けた

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